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<共謀罪>法務省局長 法務委に常時招致 与党異例の議決

毎日新聞 4/21(金) 21:49配信

 与党は21日の衆院法務委員会で、法務省の林真琴刑事局長を組織犯罪処罰法改正案の審議に常時、政府参考人として招致すると議決した。審議の度に議決する手続きを省略し、答弁が不安視される金田勝年法相に対する野党の「集中砲火」をかわす狙いだが、こうした議決は極めて異例。野党は「法案を提出した法相が説明できず、役人に任せて逃げ回っている」(民進党の山井和則国対委員長)と強く批判した。

 19日の法務委では、同日に限って林局長の出席を議決していた。だが与党は、毎回この手続きを取れば、その度に野党の抗議などで審議が遅れかねないと懸念。21日は与野党の怒号が飛び交う中、自民などの賛成多数で常時出席を議決した。

 法相に答弁を求めても林局長が答弁する政府の対応を「金田隠しだ」と反発する民進、共産両党の委員は、委員長席に詰め寄って反対した。民進党の山尾志桜里氏は「(政治家同士で議論する)国会改革をゼロにしている」と訴えた。

 一方、林局長の出席を容認してきた日本維新の会は21日、政府案に対し、取り調べに弁護士が立ち会うなど5項目の修正案骨子をまとめ、自民、公明両党に修正協議を申し入れた。【真野敏幸、樋口淳也】

最終更新:4/21(金) 22:29

毎日新聞