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<フィギュア>宇野2位 4回転フリップ失敗 課題見えた

毎日新聞 4/21(金) 21:50配信

 ◇世界国別対抗戦 男子フリー(21日)

 平昌五輪がある来季を見据えて試した演技後半の4回転フリップは失敗に終わった。宇野はそれでも、すっきりした表情を見せた。連続ジャンプで無理のない難度にとどめてしまったSPでの自分も、成功のイメージがわかないジャンプに挑戦したフリーの自分も俯瞰(ふかん)できる。「試合というより練習が終わった感じ」。現状の実力を確認した今季最終戦が終わった。

 冒頭の4回転ループに成功すると、4回転フリップも何とかこらえた。「技術よりも力で跳んでいる」という後半の4回転フリップは連続ジャンプにつなげるはずが転倒。疲れがたまる中で踏ん張る体力がないことを痛感し、「来季一つ目の課題として試行錯誤していきたい」と前向きに捉えることにした。

 合計で世界歴代2位の319・31点をマークした世界選手権に代表されるように、19歳は今季、自身も予想できないほど成長した。「でも、トップじゃない」。視線の先にいつもいるのは羽生だ。「ユヅ君について行く気持ち」と宇野は言う。だが、男子フィギュア界を自分が引っ張る、という気概を前面に出してもいい。それくらいの位置にはいる。【岩壁峻】

最終更新:4/21(金) 23:30

毎日新聞