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節目の1点、被災地へ=金子、思い込め2万ゴール-Jリーグ・清水

時事通信 4/21(金) 23:26配信

 節目のJ1通算2万ゴールには、いろいろな思いが詰まっていた。

 前半14分、清水の鄭大世の右クロスが流れたところに金子が走り込んで左足でたたき込んだ。「みんなで取ったゴール」と謙遜した21歳は、記念ボールにサインし「したたかに狙っていた」とはにかんだ。

 JFAアカデミー福島に在籍していた2011年3月11日、中学校の卒業式直後に東日本大震災が発生した。寮の前は地割れが起き「原発から煙も見えた」。栃木の実家へ戻る際には、海岸沿いにがれきが広がる光景を見た。今年1月に選手会の活動で東京電力福島第1原発を視察し「僕はサッカーでしか元気を届けられない」と思った。

 昨季J2最終戦で自動昇格圏の2位へ導く決勝点をマーク。後日、福島のファンから手紙が届いたという。「きょうのゴールも東北や福島の方の元気になるといい」と願う。記録にも記憶にも残る1点。「もっと点を取り、勝利に貢献したい」と決意を新たにした。

最終更新:4/22(土) 8:30

時事通信