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アイドル嫌い、だからできるアイドル像「LADYBABY」

Lmaga.jp 4/21(金) 15:00配信

「自分たちが発信したものを見て、良いなって思ってもらいたい」(金子理江)

「アイドルは嫌いです」。あっけらかんとそう話すのは、金子理江と黒宮れいのユニット・The Idol Formerly Known As LADYBABY(ジ・アイドル・フォーマリー・ノウン・アズ・レディベイビー)。名前の通り、この2人はアイドルだ。ヒゲ女装外国人・レディビア―ドとの3人組、LADYBABYとして、2015年7月にデビューしてから、2年。海外での人気沸騰、メンバーの脱退、2人での再スタート・・・と怒濤の月日を経て、「世間が思うアイドル像をぶっ壊したい」と闘志を燃やす2人。嫌いだからこそできる「アイドル像」について聞いた。

【写真】LADYBABY新曲『Pelo』ジャケット写真

コスチュームメーカー「クリアストーン」のPRユニットとして、ミスiD2015グランプリの金子と、おなじくミスiD2015の黒宮、そしてヒゲ女装外国人・レディビアードの3人でLADYBABYを結成。「クリアストーンがビアちゃん(レディビアード)にコスプレさせて、女の子2人が両側にいればおもしろいんじゃないかっていうことで、3人のイメージが作られたそうで、気付いたら出来上がってたって感じでした」(金子)。

元々アイドルになりたいわけではなかったという2人。「アイドルは好き?」との問いにも「いや、嫌いです。なんかアイドルってキャピキャピって感じあるじゃないですか。私はキャピキャピできないし、同じようなことをしてるアイドルも多いなって思うこともあって、つまんないなって」(黒宮)と話す。「アイドルになりたい人はたくさんいると思うし、他のアイドルさんはアイドルさんで頑張ってると思うんですけど、私たちのやりたいこととはまた違うものだったっていうだけで。アイドルをやりたいか、やりたくないかってなると、特に興味はなかったですね」(金子)と淡々と語る。

アイドルに対して熱い思いがないまま、2015年7月にシングル『ニッポン饅頭』でデビュー。「カワイイとDEATHの融合」や見た目など抜群のインパクトで海外で一躍話題となり、MVは動画サイトで再生回数2000万回超、「ハフィントン・ポスト」など海外メディアにも取り上げられ、初のワンマンライブはなんとアメリカ・ニューヨークで敢行した。「そのときはよくわからずにやってたって感じ。追いつけてない部分がすごい多くて、でも改めて考えると、すごいことをしてたんだなっていうのが、最近やっとわかってきたというか。まだ曲も『ニッポン饅頭』しかないときに海外に行って、すごい怖かった」(黒宮)と振り返る。

その後ロンドン、ドイツ、そして日本でもライブ活動を敢行。順風満帆なアイドル活動かと思われた。しかし、デビューから1年が経った2016年、レディビアードがグループを脱退。同時に2人のダブルセンターによるユニットが始動した。2人で再スタートしてから、アイドル嫌いだった彼女たちには心境の変化があったという。「3人体制のときは『ザ・アイドル』としてやってたけど、うちら2人がぶっちゃけ浮いちゃってたんですよね。周りに求められてることに素直に応えられないっていうか、2人とも自分の意思が結構強くて。だから2人で作っていくとなったときに、うちらにしかできないものをやっていきたいなって思ったんです。誰かに頼りきったものじゃなくて、自分たちも発信していくものを見て、良いなって思ってもらえたら、すごいうれしいじゃないですか」(金子)

「3人のときはみんなビアちゃんに目が行きがちで、2人の個性っていうか、れいりえ(2人の呼び名)らしさが消えてたから。そのときは、私たちが思ってることをSNSとかでもつぶやきづらい環境で、そういうのってほかのアイドルと同じじゃんって、結構反発してたんです。だから2人になったら、そういう本音みたいなところも全部含めてLADYBABYとして見て欲しいから、やりたいことをやって、言いたいことを言うっていうスタンスでやっていこうよって」(黒宮)

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最終更新:4/21(金) 15:00

Lmaga.jp