ここから本文です

【インタビュー】『無限の住人』木村拓哉の動きは天性のもの!「蝶のように舞う」感じ――北信康カメラマンが語る

4/21(金) 14:20配信

トレンドニュース(GYAO)

三池崇史監督&木村拓哉がタッグを組んだ映画『無限の住人』(4月29日公開)。木村拓哉演じる、死ぬことを許されない「無限の体」を得てしまった伝説の人斬り・万次(まんじ)が、運命によって引き寄せられた少女・凜(りん)の敵討ちの用心棒として、壮絶な戦いに挑むアクション・エンタテイメントだ。

【予告編映像】主演・木村拓哉、監督・三池崇史 映画『無限の住人』>>

トレンドニュースでは、本作を支える技術者たちのインタビューを連載。それぞれの視点から『無限の住人』の魅力をお届けする。
第3回は、現場で撮影を担当するカメラマンの北信康さんに撮影のこだわりや、俳優・木村拓哉の魅力について話を聞いた。

■汚くて粗い感じの絵を撮ることを心がけました

―― 本作に臨む際、三池監督とはどんなお話をされたのでしょうか?

北: 三池監督とは10本以上の作品を一緒にやっていますが、割と何も言わない人です。なぜかというと答えは台本に書いてあるからってことなんだと思います。台本を読んで、イメージして進めていって、監督が違うと思えば意見があるんです。

―― では、台本を読んで北さんはどんなコンセプトで撮ろうと思ったのでしょうか?

北: 今回は原作の漫画があるので、それに対してどうアプローチするか。原作のファンに支えられてこの映画があると思うので、そのイメージを考えつつも、縛られ過ぎてはいけないという......。僕なりの解釈でツルっとした感じではなく、汚くて粗い感じが作品の世界観にあっているのかなって。美しくに撮る必要はないと判断しました。

―― 木村さんの雰囲気にも粗さが感じられました。

北: そうですね。これがコマーシャルならきれいに撮りますが、(木村拓哉演じる)万次を撮っている映画なので、作品のイメージにあった感じでやらせてもらいました。

―― 美しく撮る必要はない、汚さとは?

北: 光の角度の入り方とか、色だとか、光量のバランスとか色々とあるのですが、観ていて暗いなって思っても、暗部を補っていかなかったり......。映画って、必要以上に見える必要がないんです。見えにくいなって思った瞬間、お客さんは「見よう」とフォーカスしていくことってありますよね。そこの境目をうまく使う感じです。

1/2ページ