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唐古・鍵遺跡で大型の建物が描かれた土器の破片 新たな楼閣か/奈良

奈良テレビ放送 4/21(金) 19:44配信

奈良テレビ放送

 奈良県田原本町にある国の史跡、唐古・鍵遺跡で、楼閣とみられる大型の建物が描かれた土器の破片が新たに確認されました。

 唐古・鍵遺跡は、広さ42万平方メートルを誇る日本最大級の弥生時代の環濠集落の跡です。1992年の発掘調査では、楼閣を描いた土器の破片などが見つかり、中国の楼閣を描いたのか、集落に実在したのか、議論を呼びました。新たに確認された土器は過去の発掘調査の出土遺物を整理する過程で見つかりました。屋根を斜線で表現し、右側にはわずかに柱を描いた跡があります。色づかいや厚みなどから、過去に出土した楼閣の土器の一部である可能性が高いといいます。一方で、この破片は楼閣の絵とはつながらず別の建物と見られます。調査した田原本町教育委員会では、屋根を斜線で描く表現は楼閣以外に確認されておらず、同じ土器に2つの楼閣を描いた可能性があると見ています。

 なお、新たに確認された土器は4月22日から田原本青垣生涯学習センターで展示されます。

最終更新:4/21(金) 19:44

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