ここから本文です

藤井四段との再戦を熱望! 引退目前の“ひふみん“こと加藤一二三九段が振り返る将棋人生

AbemaTIMES 4/21(金) 17:46配信

「体力もまだありますし、将来については自信があります」

(C)AbemaTV

 「一つの大きな節目ですね。長年にわたって将棋界に対する理解と支援をして下さる方々があって初めて私たちプロ棋士の存在もあるということで、日ごろから感謝しています。いずれ引退会見をする日が来るけれども、そのときはやはり感涙にむせぶこともあるかもしれませんね」。

“将棋界のレジェンド“と呼ばれる加藤一二三九段(77)が、63年間におよぶ棋士生活の幕を閉じようとしている。“ひふみん“の相性で親しまれ、テレビ番組では食レポに挑戦したり、ゲーム関連の仕事をしたりと、77歳とは思えないほど精力的に活動を続けている。Twitterも利用しており、フィギュアスケートを引退する浅田真央選手を讃えたTweetは大きな話題を呼んだ。

 「今まで精一杯やってきた努力はこれからも生きてくるので、やる気を失わないで、元気いっぱい人生を進んでいきます。体力もまだありますし、将来については自信があります。引退して特別企画の対局、将棋教室、テレビ出演、公演、執筆などに時間が割けるのもメリットだと思っています」。

 「私が嬉しかったのは、“お疲れ様“でしたと言ってくれる若手棋士の表情が明るい表情だったこと。そういう表情で棋士人生を歩んでくれているのは良いことだと思う」と、今後の将棋界を担う後輩たちへの思いを語る。

 今月12日には将棋文化普及を目指し『加藤一二三の将棋上達教室』を開講、大人から子どもまで、加藤九段との対局や指導を楽しんでいる。サインをもらった受講生の男の子は「嬉しかったです。加藤先生は優しい人でした。強くなりたいです」と話した。

 最近では、実写映画が公開された漫画『3月のライオン』などの影響もあり、将棋セミナーには若い女性の受講希望者も殺到しているという。加藤九段もカルチャーセンターで女性を対象にしたセミナーを開講。「駒の動かし方しかを知らない方もいらっしゃいますが、これから懇切丁寧に教えていけば、1年後にはかなり上達している可能性もあるので、私も張り切ってやっています。頑張ります」。

 「確かに、最初は難しいと感じると思う。でも、音楽には“音痴“があるかもしれませんが、“将棋音痴“という人にはお目にかかったことがありません。年齢に関係なく、大人でも子供でも、70歳から始めても将棋は強くなるんです。老若男女問わず、面白くて楽しくて深いものです」。

1/3ページ

最終更新:4/21(金) 17:46

AbemaTIMES