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話題性より大事なのは狂気的な熱量...宇多丸が語る「タマフル」の10年

BuzzFeed Japan 4/21(金) 19:00配信

音楽、映画、アイドルなど週替わりで多彩な話題を送るエンターテイメント番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、毎週土曜22時~24時)、通称タマフルが10周年を迎えた。4月22日にスペシャルウィークを控える同番組のパーソナリティーを務める「ライムスター」宇多丸をBuzzFeed Newsでは2回にわけてインタビュー!第1弾では、番組の10年の変化や最大の危機、名物コーナー「サタデーナイト・ラボ」について聞いた。
【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】

--タマフルが11年目を迎えました。番組スタート当初、ここまで続くと思われていましたか。

始めた当時は番組を終わらないようにすることしか考えていなかったです。先の目標までは全く想像していなかったんですけど、同時に、やるなら後に名前が残る番組にしたいなとは思ってました。でもよかったです。10年は山あり谷ありだったので。

--10年間で変わらない部分、変えなかった部分はどこだったでしょうか。

基本的には僕が面白いと思ったことや物、人を取り上げる、その一点は共通している。いつも思うのは、扱うものが有名だとかわかりやすいとか、いまウケているものとかでなくても、出る人に「これが言いたい」という熱量があればいい。
逆に熱量がないと何やってもつまらない。

--ゲストを呼び、さまざまな特集を行う名物コーナー「サタデーナイト・ラボ」からはジェーン・スーさんなどを輩出されています。宇多丸さんにはそういう方を見る目があるんでしょうか。

いやいやいや。見る目というより、前から自分自身はともかく、友達は面白い人ばかり、ということには自信があった。ただ、この番組の自由度、面白がりの角度が、同じ人がほかの番組にいったときには出ない何かを引き出せたのなら、会心ですね。

例えば西寺郷太くん(NONA REEVESヴォーカル)は、もちろん前から音楽に詳しくて、話も面白い人なのは知ってたけど、それでもさすがに「マイケルジャクソン小沢一郎ほぼ同一人物説」(2007年10月6日放送)は、ほかの番組にいきなり出しても通らない企画だったと思うんです(笑)。

でも、彼の提案をちゃんと面白がって実現することができたし、実際あの特集が彼の活動領域を広げるきっかけにもなっていった。そこはわが意を得たり、冥利につきるというか、こういうことが起こってほしくて、番組やっているというのがあります。

--ジャニーズをきちんと褒める、とりあげるのも新鮮です。

そうですかね? でもやっぱり、ジャニーズって優秀な人が多いですよ。むしろ、加藤シゲアキくん(NEWSメンバーで、番組のリスナー)がようやく正当に評価されだしたこととか、当然だろ!と。それはうれしいことです。

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最終更新:4/21(金) 19:00

BuzzFeed Japan