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ホークス中村晃、ラッキー先制打 パラデス後逸で ロッテ3連戦全て5回2死V打の不思議

西日本スポーツ 4/21(金) 9:00配信

 均衡は突如、破れた。5回2死一塁、中村晃の飛球が左翼へ上がる。「芯で捉えた打球」ながら「抜けるとは思わなかった」。左飛でチェンジかと思われた次の瞬間、目測を誤った左翼パラデスのグラブの先を打球が通過。フェンスまで転々とする間に一走高谷が生還した。記録は二塁打。「点が入って良かった」。適時打で3連戦全て先制。結局、これがV打だった。

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 3、4回の逸機もあり、初対戦のルーキー佐々木の前に無得点が続いていた。ソフトバンクは昨秋ドラフトで田中を1位指名し、5球団競合の末に獲得。一方で、会議直前まで佐々木指名の可能性を残していたという。外れ1位で5球団競合の逸材。総じて直球がシュート気味なのは把握済みでも、海風で変化が大きく打ちあぐねた。結局7回で散発5安打だったが、最少得点で黒星をつけた。

 出塁能力を買われ、この3連戦初戦の18日から1番に入った中村晃は試合前、ウオーミングアップ代わりに室内で打撃練習を行った。自ら希望し、前日19日から行っている柳田と並んで打った。「数を打ててないんで」。本拠地なら自主練習の時間をつくりやすいが、この2週間半は各地を転戦する日程だった。その間チームの福岡泊は1日だけ。不足しがちな練習量を少しでも補うためだった。

 そうした姿勢がツキをも呼び込んだか。今季2本目の長打で、9日の西武戦以来8試合ぶりの3打点目を稼いだ。この3連戦は、決まって5回2死に不思議な巡り合わせ。18日はデスパイネの決勝3ラン、19日は柳田の追い風に乗った先制V弾。そしてこの日は相手拙守もあってのV打だ。

 9回は中村晃のこの日2本目の安打が満塁に好機を広げ、2番今宮の走者一掃三塁打で試合を決めた。2四球も選んだ中村晃の出塁率はジャスト4割。同4割超の柳田、内川を含めた、前輪駆動の攻撃の形が見えた。きょう21日からは開幕以来6カードぶりの本拠地3連戦。久々に腰を据え、まずは前回敵地での対戦で7点を奪った楽天釜田を迎え撃つ。

西日本スポーツ

最終更新:4/21(金) 9:00

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