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【英国F4】下肢切断の17歳、ビリー・モンガーへの支援の輪レース界に広がる。ジェンソン・バトンらも寄付

4/21(金) 17:45配信

motorsport.com 日本版

 先週の日曜日、ドニントンパークで行われたイギリスF4選手権のレースで大クラッシュに見舞われ、下肢を切断することになってしまった17歳のビリー・モンガー。彼に対する支援の輪は、モータースポーツ界全体に広がっている。

【写真】イギリスF4に参戦していたビリー・モンガー

 モンガーは下肢の切断手術後、人工的に昏睡状態に置かれていたが、別の手術を受ける前に、一時的に昏睡状態を解かれた。

 モンガーの所属チームであるJHRディベロップメントの代表、スティーブン・ハンターは、事故の後モンガーと彼の家族とともに過ごしている。

「いくつか本当にポジティブな点がある」とハンターは語った。

「ビリーは自分自身で呼吸し、ある程度会話もできた」

「彼は怪我のことを知っている。彼はこの状況でもとてもポジティブだ。彼は座って、ステアリングホイールでクラッチ操作を練習する仕草をしていた」

「それこそがビリーだ。長い、長い道のりだろうし、彼は困難な時間を過ごすと思われるが、私は彼は持ち前の精神力で、それを乗り越えることを確信している」

 元F1ドライバーで、2度のCARTチャンピオンのアレッサンドロ・ザナルディは、2001年のクラッシュで両足を失いながらも、特別製のステアリングホイールでWTCCに参戦するなど、レースへの情熱を失わなかった。彼はその後ハンドサイクリングに転向し、昨年のパラリンピックで金メダルを2つ獲得している。

バトンとフェルスタッペン、寄付活動に協力

 イギリスツーリングカー選手権のポイントリーダーであるトム・イングラムや元JHR所属ドライバーたちと共に、ハンターはモンガーのリハビリを支援するためにクラウドファウンディングのページを開設した。ページは水曜日の午後遅くに創設されたが、数時間で目標額の26万ポンド(約3640万円)を達成し、日本時間21日金曜日17時の時点で、寄付額は64万ポンド(約8960万円)に届こうかという額が集まっている。

 F1ドライバーもこの活動に参加。ジェンソン・バトンとマックス・フェルスタッペンがそれぞれ1万5千ポンドを寄付している。モンガーの元ライバルのデブリン・デフランチェスコは2万6千ポンド、JHRでドライブしていたラリードライバーのスティーブ・ペレスは1万ポンドの寄付を行っている。

「ジェンソンが最初に、直接我々に電話をしてきた」とハンターは語った。

「私は、彼の支援と寄付に感謝することしかできない。他にもフェリペ・マッサやルイス・ハミルトン、チップ・ガナッシのような人々が募金のページを(SNSで)シェアしてくれた」

「我々がこの目標額を設定したのは、インターネットで義足の費用を知ったからだ。リハビリまで含めれば、それを上回る費用がかかるだろう」

「彼はとても素晴らしい子だ。彼は人気者だったし、最も真剣なレーシングドライバーだった」

「彼がこのような状況に置かれているのは悲しい。だが、彼は非常に愛されている」

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