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初マラソンでボストンマラソン3位の快挙! 大迫選手のヒミツに迫る

ホウドウキョク 4/21(金) 20:37配信

日本マラソン界、期待の新星

今月17日アメリカのボストンマラソン男子で、早稲田大学時代に箱根駅伝で活躍した大迫傑(おおさこすぐる)選手が、初マラソンながら3位に入った。

ボストンマラソンで日本男子のメダルは、1987年の瀬古利彦さん以来30年ぶりの快挙だ。

その活躍の秘密を、「フジテレビNext」で解説した陸上解説者、金哲彦さんに改めて聞いた。

西山喜久恵アナ
金さんも解説しながら興奮していましたね?

金哲彦
大迫選手は初めてのフルマラソンだったので、もうどきどきしていました。結果は初マラソンで2時間10分28秒と3位になりました。大迫選手は期待のスピードランナーで、リオ五輪ではトラック競技に出場していましたので、「いつフルを走るんだ」とレースの何か月も前から話題でした。

去年10月の出雲駅伝で、大迫選手と解説で一緒だったので、「マラソンはどうするの?」と聞いたら、「まだちょっと練習を積み切れていないのでわかりません」と言っていました。

今年2月の香川丸亀国際ハーフマラソンを1時間1分の自己ベストで走りましたが、まだまだ秋以降かなと思っていたら、いきなり4月のボストンです。

西山
大迫選手自らが「大迫走るってよ」とツイートして衝撃が走りましたよね?


大迫選手はナイキ・オレゴンプロジェクトに参加して、アメリカで練習していますが、おそらくコーチらが外に漏らさないように秘密でやっていたのでしょうね。

2月の丸亀では神野大地選手(コニカミノルタ)に負けましたが、あの時点でマラソン練習をやっていたとすれば、今回はいい成果だと思いますね。

今回の難所は28キロ地点の「ハートブレイクヒル」

西山
今回のボストンマラソンは、気温が高くてタフだったのですね?


私もボストンマラソンを走ったことがありますが、一直線のワンウエイでほとんど下りなので一見すると走りやすいですが、実は脚に負担がかかります。

28キロ地点ではハートブレイクヒル、心臓破りの坂と言われる上り坂があり、そこで失速する選手が多いので結構タフなコースです。

西山
大迫選手は後半にペースを上げたのですよね?


大迫選手は集団の中にいました。五輪のときは、アフリカ勢はスペシャルドリンクの度に取りに行こうとペース上げるので、日本選手にはボディブローのようにきいてきます。

今回のボストンも同じパターンでしたが、大迫選手はスピードがあるので難なくついていきました。

後半のハートブレークヒルで少しずつ集団の人数が絞られていき、坂を上りきってから優勝したケニア選手がスピードアップしました。

しかし大迫選手は、離れたものの、5キロ16分から15分1ケタ台にスピードを上げましたので、マラソンの適性があるなと思いました。

初めてのマラソンなので、これまで想像もしなかったような脚の疲労があったと思いますが、そこをうまくまとめられたのはすごいですね。

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最終更新:4/21(金) 20:37

ホウドウキョク