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環境保護へ活用を 日本野鳥の会が30年で冊子

4/21(金) 18:44配信

カナロコ by 神奈川新聞

 昨年3月に開園30周年を迎えた横浜自然観察の森(横浜市栄区)。管理する公益財団法人日本野鳥の会がブックレット「都市の森の自然保護 横浜自然観察の森の三十年」を出版した。「日本の自然を守るため、このノウハウを広め、活用していただければ」としている。

 歴史や概要を記した「横浜自然観察の森のあらまし」、長年同園に携わる学術研究者が今後の活動の期待を記した「横浜自然観察の森の魅力と期待」など全4章で構成。

 第2章「自然環境の概要と変遷」では、3千種類以上生息する同園の生き物の変遷を鳥、昆虫、植物に分けて掲載。植物ではつる植物が多くなっている一方、トモエソウ、ナギナタコウジュなどの草地の植物の減少を指摘。明るい草地を好むマメ科の草を積極的に保護する対応策を解説している。

 第3章「特色ある活動」では、140人の会員でつくる友の会や「雑木林ファンクラブ」など10のプロジェクトの取り組みを紹介。会員の座談会も掲載し、運営の担い手として関わってきた会の軌跡をひもといている。

 編集に携わった横浜自然観察の森のレンジャー、尾崎理恵さんは「市民ボランティアとともに、森を育て魅力を発信してきた30年の歩みを多くの人に知ってほしい」と話している。

 500円。B6判、全120ページ。問い合わせは、日本野鳥の会電話03(5436)2625。メールアドレス(sanc@wbsj.org)。

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