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中国外交部「韓国民衆は心配する必要がない」

ハンギョレ新聞 4/21(金) 6:52配信

「韓国は中国の一部」発言の真偽を尋ねると 「心配する必要はない」迂迴的返答のみ 中国メディアは全く報道せず

 中国の習近平国家主席との首脳会談の後「韓国は中国の一部だったそうだ」と言ったドナルド・トランプ米大統領のインタビューと関連して、習近平主席がそのような発言をしたのかという質問が出ると、中国外交部の報道官は「韓国の民衆は心配する必要がない」という迂迴的な返答しかしなかった。

 中国外交部の陸慷報道官は20日、定例ブリーフィングで関連質問に「韓国民衆は心配する必要がない。中米首脳は(米国フロリダ州の)マララーゴリゾートで明確に朝鮮半島問題に対して十分に深く意見を交換し、関連状況はすでに直ちに発表した経緯がある」と話した。該当発言と関連して、質問した記者が「韓国政府と韓国民衆は大いに心配している。中国はどのような立場なのか」と尋ねたことを考慮すれば「心配する必要がない」という返事は発言内容を迂回的に否定したこととも取れる。だが、習主席がそのような発言をしたか否かについては明らかにしなかった。今回の論議が米中首脳会談の両国指導者と関連しているという敏感性を考慮して、明確な返事を回避する態度を取ったものと見られる。

 陸慷報道官は、韓国政府から外交チャンネルを通じて確認要請書簡を受け取ったかという質問にも「すでに答えたが、韓国の国民は心配する必要がない」として「私にもそれを確認する方法はない。これと関連した情況は分からない」と再度強調した。韓国政府は米国と中国を相手に事実関係の確認を要請したと明らかにしている。

 この日午後現在、中国の主要メディアはトランプ大統領が明らかにしたこの発言に関連した内容について全く報道していない。政府当局の方針に符合しないか、あるいは議論になりかねない報道には統制を実施する中国の報道環境が反映された結果と見られる。

北京/キム・ウェヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:4/21(金) 6:52

ハンギョレ新聞