ここから本文です

セウォル号、泥の中の遺体捜索を開始、目が3ミリの特殊濾過装置を投入

ハンギョレ新聞 4/21(金) 7:12配信

6歳のクォン・ヒョッキュ君を考慮し 枠1メートル×1メートルの金網10個で 泥の量、現在まで回収されたのは525.5トン、 数千トンまで増加するもよう

 セウォル号から出た泥を濾し、未収拾者の遺骸を捜す作業が始まった。

 海洋水産部は20日、「セウォル号引き揚げと捜索の際に集めておいた泥袋の中から未収拾者の遺骸や搭乗者の遺品を探すための分離作業に着手した」と明らかにした。海水部はこの日午後1時、セウォル号から引き揚げ時に回収した泥袋2600個余りのうち、45個を木浦(モクポ)新港埠頭の作業台で開け、目の細かいふるいで濾過した。泥はまだ固まらず粘性の残る濃い灰色を保っていた。

 船体整理業者のコリアサルベージは、泥の分離作業のために目の大きさが3ミリ、枠の大きさが1メートル×1メートルの金網10個と洗浄水を、海に流さず循環させて再利用する装置を事前に製作した。目の大きさは未収拾者の中で最も体が小さいクォン・ヒョクギュ君(6)の骨と歯の大きさを考慮して決定した。この作業台には目の細かい金網と洗浄用撒水装置が付いたふるい10組が装着された。

 作業者たちは、ビニールに覆われて埠頭に積まれた袋を金網上に移し、破った後に水をまき泥を揺する方法で内容物を濾す。この過程で遺骸・遺留品を分離し、残りのガラスのかけらや船体の破片などは別途に回収する。洗浄して残された水は何度も再使用した後、沈殿池に沈めて廃棄する。

 作業期間は、船体に残った全体の泥の量を推計することができず予測し難い。セウォル号の総重量が1万7000トンと測定されたため、船体重量と船荷を除いた泥は数千トンに達するものと思われる。回収された泥は引き揚げからの20日間で520トン(251立方メートル)、捜索3日間で5.5トン、計525.5トンにのぼる。この泥は体積がそれぞれ異なる袋2706個に入れられている。監督者であるパク・ソンジュ忠北大学名誉教授は「作業台の規模からみて、1日100~150袋の分類が可能だ。引き揚げ時に集めておいた泥を濾す作業も20日以上かかる」と話した。

 海水部は、船体捜索3日目のこの日、4階船首部分の客室の男子生徒の部屋で携帯電話1台、デジタルカメラ1台、靴6点、衣類5点など遺留品16点を追加で発見した。海底捜索では5階中央部分があった区域で動物の骨と推定される骨片2点を見つけた。この日までに収拾した遺留品は183点、骨片は42点だ。海水部はまた、船首の客室側に1.2メートル×1.5メートル大の2番目の進入口を開け捜索範囲を拡大した。捜索時間も毎日午前8時から午後7時まで1日11時間とし、夕方の作業を2時間延長した。

木浦/アン・グァンオク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:4/21(金) 8:42

ハンギョレ新聞