ここから本文です

退位儀式、国事行為としない方向で検討…政府

読売新聞 4/21(金) 6:03配信

 天皇陛下の退位が実現した場合、皇太子さまに皇位を譲られる退位の儀式について、国事行為としない方向で、政府が検討していることが、関係者への取材でわかった。

 退位は憲法で規定した天皇の行為ではなく、特例法に従って行われることを明確にするため。現行の皇室典範は4条で皇位継承は崩御によるとしており、退位の儀式の規定はない。特例法の成立後、明治以前に行われてきた退位の事例を参考にして、儀式の在り方を決める。

 現行の皇室典範は24条で「皇位の継承があったときは、即位の礼を行う」と規定。昭和天皇の崩御では、皇位継承の証しとして、三種の神器のうち剣や曲玉(まがたま)、天皇が執務で使う国璽(こくじ)や御璽(ぎょじ)を受け継ぐ「剣璽(けんじ)等承継の儀」や、即位後初めて三権の長らと会う「即位後朝見(ちょうけん)の儀」などの儀式が、国事行為として行われた。

最終更新:4/21(金) 8:13

読売新聞