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西の雄ネコ、東の母ネコ・・・竹富町で待ってます 銅像設置でヤマネコの生態や保護PR

沖縄タイムス 4/21(金) 8:20配信

 沖縄県竹富町は国の特別天然記念物イリオモテヤマネコの銅像を西表島内2カ所に設置し、「イリオモテヤマネコの日」の15日、除幕式を開いた。ヤマネコなど島に生息する希少動植物や自然保護の普及啓発を図るのが目的。町や環境省など関係者約100人が出席し、島の新たな名所の誕生を祝った。

 場所は、広大なマングローブにピナイサーラの滝が見える西部の船浦海中道路緑地帯と、島内最高峰の古見岳を望む東部の後良川ロードパーク展望スペース。像の高さは約80センチで、西部が力強い雄ネコ、東部は2匹の子ネコを見守る母ネコを表現している。

 事業費は約1100万円で、一括交付金を活用。ヤマネコの生態や国立公園などに関する説明板も設置した。

 除幕式で、西大舛髙旬町長は「ヤマネコは人類の宝。町の目指す世界遺産登録への重要なキーワード」と力を込め、「この銅像が雄大な自然環境の保全とヤマネコ保護の普及啓発に寄与し、さらに新たな観光スポットとして利活用されれば」と期待した。

 町の友好都市でツシマヤマネコが生息する長崎県対馬市の関係者や、地元の上原小学校と船浦中学校、古見小学校の児童生徒も出席した。

 町は発見50年の節目を迎えた2015年、ヤマネコが新種と発表された4月15日を「ヤマネコの日」と定めた。

最終更新:4/21(金) 8:20

沖縄タイムス