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争点なく投票率低下懸念 田辺市議選

4/21(金) 17:01配信

紀伊民報

 23日に投開票される和歌山県の田辺市議選(定数22)で、投票率が注目されている。過去2回は連続で低下。今回は目立った争点がない上、市長選が無投票になったこともあり、各陣営は「有権者の関心の高まりを感じない」とさらなる低下に危機感を募らせている。

 市議選には現職16人、新顔10人の計26人が出馬し、定数4超の激戦。投票率はその勝敗の行方を左右する可能性がある。

 市町村合併後の投票率は第1回(05年5月)の78・51%が最も高く、第2回(09年4月)が71・02%。前回の第3回(13年4月)は65・77%で、合併前を含め、初めて70%を割り込んだ。

 旧市町村別で見ると、第1回の投票率で最も高かったのは龍神村で90・70%、他の3町村も80%台後半で、田辺市は76・01%だった。前回は龍神村が83・91%、最も低い田辺市は63・13%。大塔村は73・19%で、第1回と比べ15・93ポイントも低下した。

 第1回は定数が30で、旧市町村ごとに選挙区が設けられていた。第2回以降は市全域となり、定数も26、22と減らしてきた。過去3回は市長選とのダブル選挙。市議だけの選挙は合併後初めて。

 各陣営とも投票率は数ポイント程度低下すると予想する。ある新顔陣営は「新顔が多くても投票率アップにはつながらないだろう。60%程度ではないか」、現職陣営の幹部は「前回の市長選も争点のない選挙だった。今回の無投票で大きく低下することはない」とみている。

 15日現在の選挙人名簿登録者数は6万4820人。前回の当日有権者数より21人減った。人口は約4千人減少しているが、選挙権が18歳以上に引き下げられたこともあり減少幅は小さくなった。

最終更新:4/21(金) 17:01
紀伊民報