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米軍三沢基地を巡るツアー始まる

Web東奥 4/21(金) 21:07配信

 米軍三沢基地をバスで巡る本年度の「フライデーツアー」(青森県三沢市主催)が21日、始まった。県内外から参加した31人が、軍事施設以外にも学校や病院、ファストフード店などがあり、「街」のような基地の内部を見学、近くて遠い米国を感じていた。
 ツアーは9月を除く毎月1回、金曜日に実施。米軍の協力で昨年度から1~3月もツアーが可能になり、通年開催が実現した。
 基地の中は、所々で桜が満開に。米軍のバスに乗り込んだ参加者は、最初に第35戦闘航空団司令部近くの広場を見学。パイロットらの装備品を扱う部門では、ヘルメットやパラシュートなどの装備品について解説を受けた。ツアーに初めて参加した平川市の会社員小枝和也さん(34)は「海外に来たような錯覚を覚えた。普段は見ることができない基地の仕事ぶりが分かり、感動しました」と語った。
 基地ツアー後は、希望者を対象に、街歩き団体「ミサワトリップラボ」が基地周辺を案内。現在は遊歩道となっている米軍引き込み線の跡地などを訪れ、基地とのつながりが深い三沢の歴史に触れた。
 市によると、昨年度のツアーは延べ264人が参加。9割が市外からで、県外の人も26%を占めた。申し込みが定員(30人)の2倍となる月がある一方、冬季は参加者が8~21人と振るわなかった。市産業政策課の渡邊朗人さんは「冬季は、天候を心配して参加をためらう人が多い。ツアー後半の企画の魅力を上げ、参加者を増やしていきたい」と話す。フライデーツアーの問い合わせや申し込みは同課(電話0176-53-5111、内線537)へ。

東奥日報社

最終更新:4/22(土) 8:49

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