ここから本文です

【個別銘柄】イビデンや住友大阪が高い、富士フイルムや安川電は下落

Bloomberg 4/21(金) 11:45配信

21日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

イビデン(4062):前日比6.5%高の1700円。2017年3月期営業利益は70億円と従来計画50億円を40%上回ったもようと20日に発表した。電子、セラミック部門の売上高が共に想定を上回ったほか、為替が想定より円安基調で推移したこともプラスに働いた。クレディ・スイス証券は、第4四半期(1-3月)の収益水準は想定以上に高いと評価。その背景を電子事業の収益性が想定以上に改善した可能性が高い、と分析した。

住友大阪セメント(5232):3.8%高の467円。SMBC日興証券は20日付で投資判断を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」に、目標株価を430円から570円に引き上げた。内需回復と国内セメント値上げを織り込み、18年3月期営業利益予想を225億円から243億円に増額した。17年3月期は会社計画と同じ220億円(前の期比6.8%減)。同証が同じく業績予想を引き上げた太平洋セメント(5233)も4.5%高の370円と反発。

富士フイルムホールディングス(4901):4%安の3987円。27日予定の17年3月期決算発表を延期する、と20日発表した。ニュージーランド販売子会社で会計処理の妥当性を確認する必要性があることが背景。第三者委員会を設置し、5月中に報告を予定する。クレディ・スイス証券は、第三者委調査で影響額が増額される可能性や調査対象の子会社や期間が拡大するリスクを完全に否定することは現段階では難しくネガティブ、と指摘した。

安川電機(6506):2.9%安の2003円。20日発表の17年3月期営業利益は前の期比17%減の304億円。会社計画310億円や市場予想317億円を下回った。SMBC日興証券は、第4四半期(1-3月)受注は為替要因を考慮すると、実質的に5%程度減速した可能性があると分析。中華圏でスマホが減速するリスクが焦点、とした。

1/4ページ

最終更新:4/21(金) 15:28

Bloomberg