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欧州市場サマリー(21日)

ロイター 4/22(土) 6:02配信

[21日 ロイター] - <為替> 仏大統領選第1回投票を控え、ユーロがドルに対してやや下落した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ・バランスシート縮小観測のほか、堅調な米景気を指摘する声も聞かれ、ドルはおおむね底堅く推移した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 小幅反落した。今週は英国のメイ首相が18日に総選挙の前倒しを発表したことで株価が下がり、FT100種<.FTSE>は週間ベースでは約2.9%安と2016年11月以来約5カ月ぶりの大幅な値下がりとなった。

日用品メーカーのレキット・ベンキーザー<RB.L>は0.8%安。欧州と北米市場が振るわず、第1・四半期の売上高が期待外れの内容だった。

一方、小売大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)<MKS.L>は1.9%高。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を決めた国民投票前の水準を回復した。バークレイズがM&Sの投資判断を開始し、「オーバーウェート」と評価した。食品部門への事業集中や、衣料・家庭用品事業の見直しは成長につながるとの見方を示した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> STOXX欧州600種<.STOXX>は続伸して取引を終えたものの、フランス株は下落した。23日にフランス大統領選第1回投票を控えリスクを避ける傾向が強まった。フランスのCAC40指数<.FCHI>は0.37%低下した。ただ依然として前週つけた今年の最高値まで2%を切る水準で推移している。

ドイツのソフトウェア<SOWG.DE>は7.9%高。第1・四半期のコア利益の落ち込みが予想より小幅にとどまったことが好感された。

欧州企業の決算発表は来週から本格的に始まる。トムソンロイターIBESによると第1・四半期利益のアナリスト予想は前年同期比7.2%増となっている。エネルギー部門を除くと2.9%増だ。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 23日の仏大統領選第1回投票が間近に迫るなか警戒感が再び台頭し、仏国債利回りが上昇した。

フランスでは20日夜、パリ中心部のシャンゼリゼ通りで発砲があり、警官1人が死亡する事件が発生。これについて過激派組織「イスラム国」(IS)がISと関連のあるAMAQ通信を通じて犯行声明を発表、実行犯はベルギー人のIS戦闘員とした。

債券市場はこの事件に大きく反応せず、この日の取引で仏10年債利回りは当初は低下。ただ時間が経つにつれ警戒感が高まり、上昇に転じた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:4/22(土) 6:02

ロイター