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【清水】金子、J2万号!結婚ド派手に祝った

スポーツ報知 4/22(土) 6:04配信

◆明治安田生命J1リ―グ 第8節 川崎2―2清水(21日・等々力競技場)

 清水のFW金子翔太(21)がJ1通算2万ゴール目を決めた。前半14分、右からのグラウンダーに反応し、左足で押し込んだ。今季からレギュラーに定着し、J1ではこれが自身2得点目。先月30日に静岡県出身の一般女性(25)と結婚したばかり。J発足から25年目のシーズンでメモリアルな“新婚1号”となった。チームは2―2で引き分けた。

 夢中でつっこんだ。前半14分。FW鄭大世が右からパスを送り、ゴール前に詰めた金子が豪快に左足を振り抜くと、敵地のネットが揺れた。2万ゴール目となるメモリアル弾。左手薬指にそっと口づけた。「やれる余裕は今しかないから。恥ずかしいです」。温めていた新妻に贈るゴールパフォーマンスを披露した。

 J1通算1万ゴールの前田雅文(G大阪)は自身初ゴールだったが、金子もこれがJ1では2点目だ。JFAアカデミー福島から14年に清水入り。163センチと小柄だが、ピッチを走り回って前線からプレスをかける献身的な姿勢を評価され、4年目の今季、定位置をつかんだ。福島では中学の卒業式の日に東日本大震災に遭った。「揺れは今でも覚えています」。地面は割れ、信号機は消えていた。寮の最寄り駅も友人宅も津波にさらわれたという。

 今年1月には福島第1原発、事故の対応拠点で自身がアマ時代を過ごしたJヴィレッジを元日本代表DF岩政らと視察した。「生々しい現場でした」。復興に向け、必死な作業員の姿を目にした。「今日のゴールを東北や福島のお世話になった方に届けられたら」と、胸を張った。

 先月30日、1年間の交際を経て一般女性と結婚したばかり。「笑顔がステキで気配りができる」。夫人の父は元プロアスリート。幼い頃からプロの家庭環境に慣れていることもあり、さまざまなサポートをしてくれる。「おみそ汁は毎朝飲んでます。肉じゃがもおいしい」。料理上手な新妻のおかげで、心身ともに充実している。

 昨季J1昇格を決めた一戦での決勝点に続き、再び脚光を浴び「(運を)持っていると思う」と自負する。チームは後半2失点も何とか追いつき2戦連続ドロー。「次の目標? 現役を長く続けて3万点を取れたら」。ニューヒーローが、清水の未来を明るく照らす。(武藤 瑞基)

 ◆金子 翔太(かねこ・しょうた)1995年5月2日、栃木県日光市生まれ。21歳。2008年にJFAアカデミー福島入りし、12年に高円宮杯プリンスリーグ東北1部得点王に。13年6月に清水の特別指定選手に登録され、14年に入団。J1通算15試合2得点。163センチ、58キロ。血液型O。家族は妻。

最終更新:4/22(土) 6:04

スポーツ報知

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