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ジョセフ・ジャパン、スッキリせぬ今季初戦 韓国下すも被5トライ

4/22(土) 18:34配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 日本代表、香港代表、韓国代表の3チームが競う「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」が4月22日に韓国のインチョンで開幕し、初キャップ11人というフレッシュなメンバーで臨んだ日本代表は韓国代表を47-29で下したものの、連係ミスや甘いタックルが目立ち、課題の多い今季初戦となった。

韓国が日本相手に大健闘 「去年の日本よりも1対1で弱さを感じた」

 日本は開始早々、敵陣深くへ攻め込み、SO小倉順平のオフロードパスを受けたCTB中村亮土が先制した。7分にはゴール前スクラムを起点にLO宇佐美和彦がゴールラインを割る。
 しかし韓国は10分、ゴール前のラインアウト後、モールからすぐにボールを出しLOハン・ゴンギュが抜けてトライ。13分に再び敵陣深くでラインアウトとなると、今度はモールで押して2点差に詰めた。

 嫌な流れを変えたい日本は18分、CTB山中亮平、FB尾崎晟也、CTB中村とつなぎリードを広げる。23分にもボールを継続してWTB野口竜司がフィニッシュ。34分にはLO宇佐美がゴール前のピックアップから突っ込んでトライを決め、35-12で折り返した。

 しかし、ニュージーランド出身のジョン・ウォルターズ監督のもと、2019年のワールドカップ出場を目指す韓国は、日本を上回るファイティングスピリッツを見せた。
 後半のキックオフでボールを確保すると、つないでノーホイッスルトライを奪う。さらに韓国は45分(後半5分)、敵陣深くのスクラムから攻めてゴールに迫り、SHシン・キチョルが密集を破ってインゴールに飛び込み11点差とした。

 日本はその後、WTB野口とPR石原慎太郎がトライを挙げて突き放し勝負を決めたが、ラストプレーで韓国に自陣深くから突破を許してトライを奪われ、日本にとっては後味の悪い締めくくりとなった。

「前半、トライを量産して調子にのったところがあった」と日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ。「流(大)たちリーダーが『情熱を持って』と試合中に声をかけていたが、その情熱は代表選手ならば最初から持っていないといけない。来週までにディフェンス部分などを修正したい」と厳しかった。

 流キャプテンは「望んでいた試合ができなかった。韓国に1対1で負けた。『ほろ苦い代表デビュー』でした。勝てて良かったことをポジティブに考えたい。試合後の円陣で誰も満足している者はいなかった」とコメントした。

 大会はホーム&アウェイでおこなわれ、両チームは次週(4月29日)、東京・秩父宮ラグビー場で再戦する。