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ネットで出会い求めるなら、プロフ写真を自分で選ぶのは厳禁 研究

4/22(土) 12:00配信

The Telegraph

【記者:Maria Lally】
 インターネット上で出会いを求める人は、プロフィール写真は自分で選ばない方がいい──。恋愛相手候補に最高の第一印象を与える一番写りの良い写真を選んでもらうなら、最適なのは見ず知らずの人であることが、新たな研究で明らかになった。

 先行研究では、人物を一番好ましく見せるのは他人ではなくその人本人だという傾向が示されていたが、今回の研究ではそれに矛盾する結果が出たようだ。

 論文の主執筆者で、オーストラリア・シドニー(Sydney)のニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)のデービッド・ホワイト(David White)博士によると、他者による認識を左右するオンラインのプロフィール用に一番良い写真を自分で選ぼうとすると、「お粗末な選択」に陥りやすいことが分かったという。

「写真次第で、オンラインでのやりとりや他者が受ける印象、ひいては雇用するか、デートするか、友だちになるか、選挙で投票するかどうかまで、それに基づいて行う決断にまで相当の影響を与えかねない」と、ホワイト氏は指摘する。

 誰しも顔写真を一瞬見ただけで、その人の人柄や性格を推測するものだ。従ってネットでの出会いを成功させるには、正しい写真を選ぶことが何より重要になる。

 自分で自分のプロフィール写真を選んだ場合、第一印象でプラスになるかマイナスになるかを調べるため、研究班は学生102人を対象に、自分の顔写真12枚のうち、デートサイトまたはSNSのプロフィール用として最も使いたい写真と使いたくない写真をそれぞれ1枚ずつ選んでもらった。

 その後、先の被験者の中から無作為に抽出した別の被験者の写真についても、同様に12枚の中から2枚選ぶよう依頼した。さらに、選んだ写真を第三者グループに見せ、その人のその写真の中での魅力、信頼度、威圧感、自信、能力の高さを評価してもらった。

 その結果研究班は、学生らが自分で選んだ写真の方が、他人が選んだ写真よりも、好ましくない印象を与えてしまう傾向を見出した。

 ホワイト氏は、「今後の研究課題として、自身の最高の写真を選ぶ能力が不足する原因を見極めるため、人々がプロフィール写真を選ぶ際の選択の根底にあるメカニズムを探る必要がある」と話している。

 本論文はオープンアクセス誌「コグニティブ・リサーチ:プリンシプルズ・アンド・インプリケーションズ(CRPI)」に掲載された。【翻訳編集】AFPBB News

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最終更新:4/22(土) 12:00
The Telegraph