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AbemaTVはニコニコとどう差別化する? 将棋チャンネルから見るそれぞれの戦略

4/22(土) 17:20配信

BuzzFeed Japan

インターネットテレビ局「AbemaTV」の成長が続く。開局から1年が経ち、ダウンロード数は1500万(3月時点)を超えた。

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動画配信サービスの領域を切り開き、大きなシェアを占めてきたのは、ドワンゴが運営する「niconico」だ。

依然として存在感は大きいが、競合の増加に伴う勢いの低下を指摘する声もある。2016年末の決算では、プレミアム会員(有料会員)の数が、2006年のサービス開始以来初めて減少に転じた。

AbemaTVは、ニコニコの“次の時代”を作ろうとしているのだろうか? それぞれの今後の戦略は?

2つのプラットフォームの個性と違いについて考えるべく、「将棋」という同じジャンルにフォーカスして比較してみよう。

BuzzFeed Newsは、ニコニコ生放送とAbemaTVの将棋チャンネルチームと、プロ棋士の遠山雄亮五段に話を聞いた。

ニコニコが作ったネット×将棋の文化

将棋のネット動画中継という文化をゼロから作り上げたドワンゴ。コンピュータソフトと棋士の対局「電王戦」も主催してきた。

サービス全体で見ても、将棋ジャンルの存在感は大きく、川上量生会長は2013年に「ニコニコの三大コンテンツはアニメ、政治、将棋」と言及している。

ニコ生で初めて将棋関連番組を放送したのは2010年。将棋ソフト「あから2010」と清水市代女流の対局だった。視聴者の関心は高く、将棋をいちジャンルとして扱うことに手応えを感じたという。

反響を受け、日本将棋連盟の米長邦雄会長(当時)を中心にネット活用を推進。翌年にはタイトル戦のライブ中継が始まった。

「コンピュータVS人間」の構図を掲げた「電王戦」シリーズは2012年にスタート。

人工知能への関心が高まる中、マスメディアでも広く報じられ、将棋ファン以外からも注目を集めた。

2011年は年間で20番組、累計視聴者数100万人程度だったところ、年々成長を続け、2016年は年間150番組、1500万人になっている。

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最終更新:4/22(土) 17:57
BuzzFeed Japan

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