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【スーパーフォーミュラ】開幕戦予選:中嶋一貴、レコード塗り替えの驚速ラップでポールポジション奪取

4/22(土) 15:21配信

motorsport.com 日本版

 スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿ラウンドの予選が行われ、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がコースレコードを上回るトップタイムを記録し、ポールポジションを獲得した。

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 14時から始まった、スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿ラウンドの予選。気温は22度、路面温度33度というコンディションである。

 Q1開始早々、各マシンが一斉にコースインしていった。そんな中、フェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO Team LeMans)のマシンがピットロードから走り出していくことができない。一時ピットレーンを塞いでしまう形になるも、ローゼンクビストはなんとか走り出すことに成功した。

 セッション開始早々から、ハイレベルのアタック合戦となる。そんな中、各車がアタックを終えた段階でのトップタイムはニック・キャシディ(KONDO RACING)で1分37秒258。上位14台が1分37秒台に入る、大混戦となった。

 残り7分というところで、各車2回目のアタックへコースイン。小林可夢偉(KCMG)が最後の最後にコースへ出ていった。いずれのドライバーも、2周をかけて入念にタイヤを暖めていく。

 このタイムアタックで圧倒的なトップタイムを記録したのは中嶋一貴だった。中嶋一貴は1分36秒465というコースレコードを上回るタイムを叩き出し、Q1を首位で終えた。

 当初、ピエール・ガスリー(TEAM 無限)が中嶋一貴に0.2秒差に迫るタイムを記録し、2番手につけていた。しかし、ローゼンクビストが2コーナーでクラッシュしてしまう。ただ赤旗が掲出されることはなく、タイムアタックは続行。小林可夢偉(KCMG)はセクター2までは好ペースで走っていたものの、マシントラブルによりアタックを断念。Q1敗退となった。

 また、最後の最後に関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がガスリーを上回るタイムを記録して2番手に浮上。ローゼンクビスト、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、山下健太(KONDO RACING)、小林可夢偉、小暮卓史(B-Max Racing Team)の5台はトップ14に入ることができず、ここで脱落となっている。

 予選Q2は7分間ということもあり、セッション開始と共に各車がコースイン。しかし、山本尚貴(TEAM 無限)のみタイミングをずらし、残り5分という時点でのコースインとなった。

 石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)が1分36秒241を記録し、まずはトップに立つと、チームメイトの昨年王者、国本雄資が1分36秒083という好タイムを記録し、トップでQ2突破を果たした。

 2番手には石浦、3番手には中嶋一貴が入り、コースインを遅らせた山本が4番手のタイムを残した。以下塚越広大(REAL RACING)、ロッテラー、ガスリー、関口までの8台が、最終Q3進出を果たすことになった。ガスリーは、特にセクター2での速さが群を抜いている。

 中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、大嶋和也(SUNOCO Team LeMans)、キャシディの6台は、ここで脱落となっている。

 ポールポジションを決める予選Q3。ガスリーがまず1分36秒930を記録する。しかしこのアタックはミスがあり、上位を狙うには十分ではない。

 国本は1分35秒997を記録し、ついに1分36秒の壁を破り、トップに立つ。このタイムに場内がどよめいた直後、今度は中嶋一貴が魅せる。1分35秒907でトップを奪ったのだ。

 山本尚貴も素晴らしいアタックを見せた。山本のタイムは1分36秒004。中嶋一貴との差はわずか0.097秒差だった。

 結局、中嶋一貴がポールポジションを獲得。もちろん、鈴鹿サーキットにおけるスーパーフォーミュラでのコースレコードである。国本、山本が僅差で続き、4位には石浦が入った。ガスリーは結局Q3最下位の8位に終わっている。

■スーパーフォーミュラ開幕戦予選結果
1. 37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)1'35''907
2. 1 国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)1'35''997
3. 16 山本尚貴(TEAM 無限)1'36''004
4. 2 石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)1'36''018
5. 10 塚越広大(REAL RACING)1'36''379
6. 19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1'36''610
7. 36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)1'36''626
8. 15 ピエール・ガスリー(TEAM 無限)1'36''930
9. 64 中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)1'36''801
10. 41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1'36''815
11. 65 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)1'36''888
12. 20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1'36''955
13. 8 大嶋和也(SUNOCO Team LeMans)1'36''964
14. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)1'37''139
15. 7 フェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO Team LeMans)1'37''590
16. 40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1'37''687
17. 4 山下健太(KONDO RACING)1'37''714
18. 18 小林可夢偉(KCMG)1'38''075
19. 50 小暮卓史(B-Max Racing Team)1'38''306

田中健一