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なぜ学校では、ゴムのつけ方を教えないの?文科省に聞いてみた

4/23(日) 12:10配信

BuzzFeed Japan

セックスのこと、コンドームのこと。性病のくわしい知識、ピルのこと。そういう大切なことって、学校の保健の授業で、習っただろうか。妊娠のこととか避妊のこととか、性病の知識は、いつもネットで調べていた。何が正しいのかもよくわからず、不安にもなっていた。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

なぜ学校では、実践的な性教育を教えてもらえないのか。文部科学省に聞いた。

コンドームを習うのは……

「時間が足りないんですよ。保健の時間はそれほど多くない。限られた時間のなかで何を優先するかという話なんです」

そうBuzzFeed Newsの取材に話すのは、文科省の保健教育の担当者だ。

そもそも学校における授業の指針を決めているのは、中央教育審議会だ。そこで出された答申によって文科省が指導要領を改定し、現場の教師に周知され、教科書に反映されていく。

さらに文科省は、「保健教育の手引き」を出している。それぞれの学年でどんなことを教えるべきか、指導要領の内容を説明している。

たとえば、コンドームについて教えるのは中学3年生が最初だ。ただ、つけ方を実践的に教えるというよりは、性病の予防という観点からその存在を伝えるのだという。

「コンドームを中3で教えるのでは、遅くないんですか?」と聞いてみた。担当者はいう。

「いろいろな意見がありますよね。遅いという人もいるし早いという人もいる。調査結果も参考にはしています」

落としどころが中学3年生

青少年を対象にした「性行動全国調査」(日本性教育協会)がある。

6年ごとだが、最新の調査(2011年)では、中学生男子の性交経験率は3.7%、女子は4.7%。たしかに割合としては少ないが、ゼロではない。

「学校で教えるべきだという人もいるし、家庭で教えるべきだという人もいます。考え方は多様です。やっぱりコンドームについてこの時期に教えなきゃいけないという落としどころが中学3年生になっているんです」

でも、つけ方を教えたほうが、より安全なセックスを子どもたちに周知させることができるのではないだろうか。

僕(28歳)自身、どうやってコンドームをつければ良いのかを知ったのは、それこそ箱に入っていた説明書だった。

中学時代に彼女ができたとき。使う予定もないのに買ってみて、ひとりで試行錯誤した記憶がある。

「保健は正しい知識を教える場です。具体的な対処については、学校だけじゃなく家庭や地域社会で学べる場を作ることも重要になってくるんです」

また、それぞれの学校が生徒たちの状況を鑑みて、「特別教育」の枠で保健でカバーできない部分を補充することもあるそうだ。

一方、ピルについて学ぶのは高校生になってから。あくまで避妊目的としてだという。

「家族計画の関する項目でピルについても教えるようにしています。結婚は現状では女性は16歳、男性が18歳でできるということを考えると、高校では知っておくべき最低限の話。中学生が家族計画を立てることはありませんから」

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最終更新:4/23(日) 12:20
BuzzFeed Japan