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グラウジーズ逆転負け 三遠に66-71

4/23(日) 15:38配信

北日本新聞

 バスケットボール男子Bリーグ1部で中地区5位の富山グラウジーズは23日、富山市総合体育館で同地区2位の三遠ネオフェニックスと対戦し、66-71で惜敗した。通算成績は16勝39敗。シーズンは残り5試合。

 リーグ全18チーム中、通算勝率15位以下の4チームで行うB1残留プレーオフへの出場回避争いでは、富山は順位を一つ下げて、再び下から3番目の16位となった。

 富山は第1クオーター、岡田が2点シュートで先制点を挙げると、水戸がスティールからシュートを沈め、ウィラードが要所で相手のシュートを防ぐなどして流れを引き寄せた。第2クオーターはピットマンが何度もリバウンドを奪い、ウィラードがダンクシュートでチームの勢いを後押し。31-18で前半を折り返した。

 第3クオーターも富山が序盤に相次いで得点してじりじりと引き離し、途中追い上げられたものの終盤で宇都らが2点シュートとフリースローを確実に沈め、12点差を保った。だが、最終クオーターは三遠の精度の高いシュートに苦しめられて逆転を許し、接戦を落とした。

 富山以外の試合では、東地区3位の千葉は仙台に102―61で大勝、39勝16敗とした。前半に20点のリードを奪い、最下位の仙台を圧倒した。

 東地区首位の栃木は74―71で秋田を下して44勝11敗とし、同2位のA東京は北海道に勝って40勝目(15敗)を挙げた。

 中地区3位のSR渋谷は同地区制覇を決めている川崎を破り、29勝26敗とした。川崎は10敗目(45勝)。西地区でプレーオフのチャンピオンシップ進出を争う2位の大阪は、83―62で同3位の琉球に勝って27勝28敗とした。琉球は26勝29敗。

■最終盤 守備崩れる
 前半から富山がリードし勝利した前日の試合をなぞるような展開で、第3クオーターまで優位を保っていただけに、ブースターの声援は終盤に向かうにつれて悲痛さを増した。ボブ・ナッシュヘッドコーチ(HC)は試合後、観客席に向けて日本語で「ごめんなさい」と謝罪の言葉を口にした。

 最終クオーターだけで31点を奪われた。それまで機能していた守備が崩れ、三遠に次々とシュートを決められた。ボブ・ナッシュHCは原因の一つとして「最終クオーターで三遠がビッグマンを多用したこと」を挙げた。

 三遠の得点源であるチルドレス、ドジャーの2人に加え、身長206センチのセンター・太田が7分以上コートでプレー。富山の選手とのミスマッチが生まれ、守備を突破されることが多くなった。内側に切り込まれないよう意識していたというピットマンは「できるかぎりの努力をしたが、(けがで)ヴァイニーを欠いており、苦しい時間帯があった」と振り返った。

 次節の相手は2日に勝ち星を奪った渋谷だ。チーム最多タイの17点を挙げた宇都は「1勝しているという自信を持って2連勝したい」。シーズンは残り5試合。1部残留に向け、前を見据えた。 (社会部・田辺泉季)

北日本新聞社

最終更新:8/12(土) 15:04
北日本新聞