ここから本文です

ヤマハの絶対王者が5周で離脱。 ホンダ高橋巧が3年ぶり優勝/全日本ロード第2戦鈴鹿決勝

4/23(日) 11:56配信

オートスポーツweb

 全日本ロードレース選手権第2戦、JSB1000クラスの決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)が優勝を飾った。

【画像】3年ぶりに優勝した高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)

 好天に恵まれたJSB1000クラスにとっての2017シーズン開幕戦。200キロ、35周のセミ耐久はル・マン式でスタート。ここでピットレーン閉鎖までに加賀山就臣(Team KAGAYAMA)と浦本修充(Team KAGAYAMA)がコースに出られないというアクシデントが発生。

 10時15分にいよいよスタートが切られた。マシンに駆け寄って全車が一斉に飛び出していく。好スタートを切ってホールショットを奪ったのは4番手スタートの渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)。渡辺一馬はそのままオープニングラップを制する。

 そのオープニングラップで転倒したのは清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)。これで早々とセーフティーカー導入。渡辺一馬、高橋巧、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、山口辰也(Honda Dream Racing)、濱原颯道(ヨシムラスズキMOTUL)、津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)という順番で隊列を作る。

 セーフティーカーの背後につけての周回中、中須賀がシケインで転倒というまさかのアクシデントが発生。中須賀は何とか起き上ってマシンをピットに戻した。

 5周目のバックストレートからリスタート。渡辺一馬と高橋巧がすぐにペースを上げて2台で抜け出す。6周目の1コーナーで高橋巧がトップ浮上。あっと言う間にトップ独走体制に入る。2番手に後退した渡辺一馬は津田、山口、野左根、濱原を従えてセカンド集団を形成。

 9周目。一つずつポジションを上げた野左根がセカンド集団のトップに浮上。2番手に躍り出て高橋巧を追い始めた。

 10周目にマシン修復を終えた中須賀が再びコースに戻って行った。

 14周目。8耐トライアルのトップ9番手を走行していた伊藤真一(Team SuP Dream Honda)が転倒と波乱が続く。

 そんな中で高橋巧は2番手の野左根に大差をつけてトップを快走。野左根も2番手単独走行。津田が渡辺一馬をかわして3番手で周回開始。この2台と山口の3位争いに追い付いたのは藤田拓哉(YAMALUBE RACING TEAM)。

 16周を周回したところで上位陣では真っ先に津田がピットに向かい、給油とタイヤ交換を終えて11秒1のピットワーク時間で素早くコースに戻る。その後、続々と各チームでピットワークを済ませる。

 一方、ファステストラップをたたき出しながら周回していた中須賀。21周が終了したところでセーフティーカー中の転倒でストップ&ゴーペナルティを科されてピットに戻ると、そのままヘルメットを脱いだ。

 22周でピットワークを済ませた野左根だが、コースに戻った周にまさかの転倒を喫する。

 上位陣がすべてピットワークを終えたレース後半。高橋巧のトップ独走状態は変わらず。野左根の替わりに津田が2番手単独走行。渡辺、藤田、山口の3台が表彰台争いに。

 レース終盤。表彰台争いのトップに立った藤田がペースを上げて単独走行を始めた。これでトップ高橋巧、2番手津田、3番手の藤田と上位3台がそれぞれ単独で周回を重ねる。そしてそのまま35周が終了。高橋巧が3年ぶりに全日本優勝。津田に次いで藤田が3位全日本初表彰台を獲得した。

以下、決勝順位結果。

■全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿 決勝順位結果
天候:晴れ 路面:ドライ
Pos./No./Rider/Team/Motorcycle/Total Time/Delay
1/634/高橋巧/MuSASHi RT HARC-PRO. Honda/Honda/1:22'17.766
2/12/津田拓也/ヨシムラスズキMOTUL/SUZUKI/13.886
3/9/藤田拓哉/YAMALUBE RACING TEAM/YAMAHA /14.639
4/104/山口辰也/Honda Dream Racing/Honda/21.402
5/23/渡辺一馬/Kawasaki Team GREEN /Kawasaki/23.766
6/50/濱原颯道/ヨシムラスズキMOTUL/SUZUKI/37.975
7/90/隣淳二/SUZUKA R&D/YAMAHA /43.249
8/39/酒井大作/BMW Motorrad39/BMW/1'08.957
9/85/中冨伸一/HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YAMAHA /1'40.111
10/95/生形秀之/エルパルスドリームレーシング/SUZUKI/1'44.070
11/080/渥美心/td>UQ & テルル ・ Kohara RT/Honda/1'44.908
12/18/近藤湧也/GBSレーシング YAMAHA/YAMAHA /1'51.819
13/34/岡村光矩M.アチソン/KRP三陽工業&RS-ITOH/Kawasaki/1'52.948
14/13/中津原尚宏関口太郎/オートテクニックスポーツPGR/Honda/1'55.013
15/46/松﨑克哉/Kawasaki Team GREEN/Kawasaki/2'02.184
16/57/日浦大治朗安田毅史/Honda 鈴鹿レーシングチーム/Honda/2'10.457
17/71/加賀山就臣/Team KAGAYAMA/SUZUKI/1Lap
18/83/石塚健柴田陸樹/RS-ITOH/Kawasaki/1Lap
19/16/児玉勇太武石伸也/TONE RT SYNCEDGE 4413/BMW/1Lap
20/20/寺本幸司/Motorrad Rennsport/BMW/1Lap
21/55/佐野優人辻本範行/TEAM VITAL SPIRIT/BMW/1Lap
22/502/長尾健吾吉田忠幸/NCXX RACING/YAMAHA /1Lap
23/60/津田一磨徳留和樹/チタニウムパワー フーターズ レーシング/YAMAHA /1Lap
24/42/中村知雅/Honda EG Racing /Honda/1Lap
25/74/稲垣誠南本宗一郎/AKENO SPEED・YAMAHA/YAMAHA /1Lap
26/28/吉田光弘小島一浩/Honda熊本レーシング/Honda/1Lap
27/61/奥田貴哉森繁生/Team de”LIGHT/DUCATI/1Lap
28/78/中村敬司/TTS速心NCCFACTORY/Honda/1Lap
29/77/西嶋修/チーム阪神ライディングスクール/Kawasaki/1Lap
30/38/筒井伸/O-TECsuzuka RSGracing/Honda/1Lap
31/43/須貝義行/チームスガイレーシングジャパン/aprilia/1Lap
32/66/犬木翼/浜松チームタイタン/SUZUKI/2Laps
33/41/樋口耕太/H.L.O RACING/SUZUKI/2Laps
34/52/野寄真二木村思音/Honda浜友会浜松エスカルゴ/Honda/2Laps
35/75/櫻山茂昇/トランスマップレーシングチーム長野withACECAFE/SUZUKI/2Laps
36/54/宮腰武/磐田レーシングファミリー/YAMAHA /2Laps
37/76/岩谷圭太向山将弘/DOG HOUSE/SUZUKI/2Laps
38/69/松本正幸/山科カワサキ&ビジネスラリアート&YIC京都/Kawasaki/2Laps
39/51/森健祐/Honda ブルーヘルメットMSC 熊本/Honda/2Laps
40/807/西中綱中村丈士/ホンダドリーム北九州&Life 01/Honda/2Laps
41/48/池田貴彦/立秋モータース&RC甲子園YAMAHA/YAMAHA /2Laps
42/40/中本翔吉田和憲/大阪Mobius icuRT99&OUTRUN/YAMAHA /2Laps
43/47/上和田拓海/Webike チームノリックヤマハ/YAMAHA /4Laps
44/58/慶楽大樹有川浩太郎/チーム・エッチングファクトリー/YAMAHA /4Laps
45/56/上野友寛/磐田レーシングファミリーwithYMC/YAMAHA /4Laps

以下フィニッシュライン不通過:
46/84/田村武士/テイクアップOIRF/SUZUKI/2Laps
47/94/浦本修充/Team KAGAYAMA/SUZUKI/3Laps

以上順位認定:
49/79/伊藤真一/Team SuP Dream Honda/Honda/10Laps
50/5/野左根航汰/YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5/YAMAHA /13Laps
51/1/中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM/YAMAHA /21Laps
52/70/Z.ザィディR.ウィライロー/SatuHATI.Honda Team Asia/Honda/30Laps
53/72/高橋裕紀清成龍一/MORIWAKI MOTUL RACING/Honda/35Laps


[オートスポーツweb ]