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【Moto3】オースティン決勝:赤旗で戦況一変、フェナティが独走で優勝。鳥羽2度転倒喫す

4/24(月) 2:12配信

motorsport.com 日本版

 4月23日(日)、MotoGP第3戦アメリカGPのMoto3クラスの決勝が行われ、ロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)が優勝を果たした。

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 予選が行われた前日とは異なり、雲ひとつない快晴のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。気温20度、路面温度28度というコンディションで18周のレースがスタートした。

 急激な上り坂の上にある1コーナーをトップで抜けたのは、ポールポジションからスタートしたアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)。2連勝中で2番手からスタートしたジョアン・ミル(Leopard Racing)がついていくが、3番手以下はついていけず、1周で早くも1秒近く差を築いた。そのミルも、徐々にカネットから離されていき、カネットの独走態勢になっていった。

 18番手スタートだった鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、1周目で6つポジションを上げ、12番手で2周目に入った。

 レース3周目、鳥羽海渡(Honda Team Asia)がターン14で転倒を喫し、コース上から動けなかったため赤旗が掲示された。鳥羽は一時立ち上がれなかったようだが、自力でコースを離れている。

 レースは残り12周に減算された。ピットレーンオープン時間が1分に限られるクイックリスタートだったため、ピットに戻ってきた鳥羽のバイク修復は間に合わず。ピットレーンスタートでレースに合流することになった。

 カネットが再スタートを決めた一方、2番手ミルは4番手までポジションを落とした。代わって2番手に浮上したロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)がカネットにぴったり追走。何度かポジションを入れ替えるなど、激しいトップ争いを展開し、カネットの独走を許さない。

 レース残り9周、レースに合流していた鳥羽がターン2で再び転倒し、レースを諦めることになった。

 その直後、なんと先頭を走っていたカネットがターン19で転倒を喫してしまった。予選では2番手以下に1秒近い差をつけ、決勝では独走をしかけるなど完璧なレースウィークだったが、赤旗を境に状況が一変し悔しい結末となった。

 単独トップとなったフェナティは、ミルを含めた4台の2番手集団に対する差を広げていった。残り6周で、その差は2秒となった。

 残り3周、バトルを繰り返す2番手集団はペースが上がらず、9番手までの8台の大集団に。その分フェナティは楽になり、その差は4秒以上に開いた。

  フェナティは、終盤ペースを落としながら余裕のチェッカー。2番手以下は最終コーナーまで争いが続いたが、ホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Racing Moto3)が、チームメイトのファビオ・デ・ギャナントニオを僅差で下し、2番手。マルティンは3戦連続の表彰台獲得、2連勝中だったミルは8位までポジションを落とし、表彰台を逃す結果となった。

 佐々木歩夢(SIC Racing Team)は18位でフィニッシュし、ポイント獲得ならず。ポイント獲得を争う位置を走っていた鈴木だが、ファイナルラップを前にリタイアを決めている。

松本和己