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「空白の一日」裏側も 江川、高木氏が対談 船橋市スポーツ資料室オープンイベントで

4/24(月) 11:52配信

千葉日報オンライン

 千葉県の船橋市スポーツ資料展示室・コーナー(市総合体育館内)のオープンを記念し、プロ野球の往年の名選手、元巨人・江川卓さんと元大洋ホエールズ・高木豊さんのトークショーが22日、同体育館内で行われた。日本中を騒然とさせた「空白の一日」の裏側も語られ、野球ファンの耳をくぎ付けにした。

 高木さんが巧みなリードで高校時代からの江川さんの“怪物”ぶりを紹介。アメリカでの「浪人時代」に江川さんが「ドジャースから誘いがあったが、メジャーより日本で野球がしたくて断った」という秘話も披露。

 球史に残る「空白の一日」について、江川さんは「契約書にはんこを押す時、本当に大丈夫かな」と大いに不安を抱いていたと話し、「金銭トレードで巨人からは誰も(阪神へ)行かない条件だったのに、本当に小林(繁)さんには申し訳なかった」と表情を曇らせた。

 日本中からバッシングを受けても巨人にこだわった理由を高木さんに聞かれると「ずっと長嶋(茂雄)さんのファンだったから」と答え、会場から大きな拍手が湧き上がった。

 スポーツ資料展示室・コーナーには、ソウル五輪金メダリストの鈴木大地さんをはじめ、Jリーグ、プロ野球で活躍する同市ゆかりのアスリートや千葉ジェッツ、クボタスピアーズなど同市をホームタウンとするスポーツチームに関する展示がある。六大学野球関連品のコレクターとして知られる故・吉澤善吉さんから同市に寄贈された貴重な品々も公開されている。