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ライオン人気で来園者67万人 千葉市動物公園、前年度比25%増

4/24(月) 12:12配信

千葉日報オンライン

 千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)の昨年度の来園者数は67万6766人で、前年度比25%増と大幅に伸びたことが、同園への取材で分かった。昨年4月から展示を始めたライオン2頭が集客の目玉になったとみられるが、見込まれた70万人突破は達成できず。本年度は目新しい事業の予定はなく、どのようにして集客を維持・増員していくのかが課題になりそうだ。

 千葉県内唯一のライオン展示場は、ゴールデンウイークに合わせ昨年4月28日にオープンした。5月の来園者は前年同月比約3万6千人増の13万人となり、ライオン人気が顕著だった。

 12月時点では、前年同期比10万人増の51万人と好調を維持していた。しかし、春休みの3月に気温が低かったことなどが影響し、その後は伸び悩んだ。担当者は「遠足シーズンの9月に悪天候が続き、前年比で唯一マイナスとなったことも響いた」と話す。

 集客力向上へ、本年度はPR活動に力を入れる。広域連携する市原市と四街道市の道の駅や、酒々井プレミアム・アウトレット(酒々井町)などにパンフレットを置く。市内でも同園から離れた場所にある大型商業施設で開かれるイベントに参加し、アピールしていく。

 ただ、“ライオン熱”は一段落。本年度は新しい動物が来る予定はなく、来園者の急激な増加は期待できない。8年ぶりの70万人を突破するには、一層の集客努力が必要だ。

 同園は1985年に開園。91年度には園内に遊園地ができ、来園者数が年間100万人を突破した。だが、近年は老朽化した遊園地の閉鎖などの影響で減少が続き、2015年度はワーストの54万人だった。

 市は同園のにぎわいを取り戻そうと、14年に「リスタート構想」を策定。さまざまな改革に取り組み、33年度までに年間来園者100万人を目指している。