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【F1】ストラテジーグループ、パワーユニットの性能均衡化のため、ホンダ救済を計画?

4/24(月) 21:28配信

motorsport.com 日本版

 FIAはパワーユニット(PU)の性能均衡化を求めているため、2017年苦しいスタートを切ったホンダを救済することを、ストラテジーグループが検討する可能性が出てきた。

【写真】エンジンカバーが外され、”丸裸”になったホンダ製パワーユニット。バーレーンで何度もトラブルに見舞われた

 ホンダは今年、F1に復帰して以来採用してきた”サイズゼロ”をやめ、PUのコンセプトを一新したが、期待していた進歩を達成できず、信頼性とパフォーマンス不足に苦しんでいる。

 しかし、月曜日のストラテジーグループの会合を前に、ホンダが何らかの支援をうける計画を、ライバルたちが承認する可能性について議論が行われる可能性が出てきた。

 このような動きは、マクラーレンとFIA双方からもたらされるだろう。FIAは昨年、2017年はPUの性能均衡化が目標だと明らかにしていた。

 現在のターボ&ハイブリッドルールを2020年まで維持するために、F1に参戦中の自動車メーカーとFIAが1年前に締結した合意の一環として、現在のすべてのPUが性能についてほとんど同等になるようにすることを計画されていた。

 FIAは、2017年の最初の3レース後に、各PUのポテンシャルを分析、シミュレーションを行い、バルセロナ・サーキットで0.3秒以上の差があった場合、ストラテジーグループに介入するよう求められると述べた。

 FIAのエンジンチーフを務めるファブリス・ロムは、昨年のスペインGPで「最初の3戦で、我々はすべてのマシンを全周にわたってチェックする。それぞれのレースで、それぞれのPUのベストを見て、平均をとる。それぞれのPUマニュファクチャラーの、パフォーマンスの指標を作る」と語った。

「それから、その指標をバルセロナのトラックのために”翻訳”する。それが我々がやることだ。指標をバルセロナでのラップタイムに変換し、違いをチェックする」

 FIAの仕事に合わせて、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、自身でもホンダの状況を議題に上げると語った。とはいえブーリエは、援助がある可能性については懐疑的だ。

「それは、我々が提起しなければならないものだ」とブーリエは説明した。

「皆が、PUから今以上のパフォーマンスを引き出すことを望んでいるのかどうか、私にはわからない。しかし、私はF1にとって、一定の水準を持つことがより公平だと思う」

「誰かを助けて、ベストなPUを打ち負かそうというわけではなく、パフォーマンスを0.3秒以内の範囲に収める必要がある」

「より公平であることは、F1にとって良いことだと思う。他の自動車メーカーやエンジンマニュファクチャラーがF1に参加するのが、より魅力的なものになるだろう」

「ファンにとっても、コース上でより接近したバトルが見られるので、はるかに良いだろう」

「だから、それはすべての要求を満たしている。競争が激しい部分を除き、多くの人々が、その部分に注力することを望んでいないことを知っている」

Jonathan Noble