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壮観金沢城ゆったり 鶴の丸休憩館オープン

4/24(月) 1:32配信

北國新聞社

 石川県が金沢城公園に整備した「鶴の丸休憩館」が23日、オープンし、多くの来館者でにぎわった。金沢城、兼六園の歴史や見どころの紹介コーナーをはじめ、菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋、橋爪門を窓越しに眺めることができる休憩スペース、園内初となる飲食店を集約した施設は第3期整備計画の柱の一つであり、ゴールデンウイークの観光の目玉になりそうだ。

 来館者は、休憩スペースのいすに座り、ガラス窓の向こうに広がる城郭の景色を楽しみ、館内に併設された飲食店「豆皿茶屋」で、伝統工芸品の器で提供された菓子や茶を堪能した。友人と一緒に訪れた白山市の大学生出村花さん(20)は「金沢の文化や歴史が凝縮され、クイズコーナーもあって楽しめた」と話した。

 鶴の丸休憩館は平屋建てで延べ床面積は422平方メートルとなる。外観は「平成の築城」で復元された城郭と調和する現代的な和風デザインに仕上げた。

 案内・展示スペースには、大型モニターで園内の見どころを映す「公園案内」、金沢城の歴史年表をタッチパネル式のビジュアル絵巻で伝える「歴史回廊」、金沢城公園と兼六園のオリジナル映像を流す「城と庭の魅力発信」の3コーナーを設けた。

 整備前は、2001年の全国都市緑化フェアの際に建てられた仮設の展示場を再利用していたが、痛みが目立っていた。園全体の情報をまとめた施設が園内になかったこともあり、県が15年度からの金沢城公園第3期整備計画の重点項目として整備を進めた。

北國新聞社

最終更新:4/24(月) 1:32
北國新聞社