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【特集】店も人も町もどうして“平成”? 気になる元号に注目

4/24(月) 15:08配信

毎日放送

去年の夏に天皇陛下が退位の意向をにじませたメッセージビデオを発表され、今まさに生前退位に向けた法整備が進められています。となると、気になるのが「次の元号」。来年の夏ごろに発表されて再来年の元日から始まるのではないかと言われています。そこでそもそも“元号”はどういうものなのか、“平成”が発表された当時のエピソードや、平成と名の付く人や町やお店を取材しました。

うどん店の名前は“平成”

まず訪ねたのは、大阪・豊中市のうどん店です。

「当店一番人気の『鶏天ぶっかけうどん』になります」(大東龍也店長)
Q.いただきます。おいしいです。が、ちょっと細いですか?」(辻憲太郎解説委員)
「そうですね、普通の讃岐うどんよりはだいぶ細いと思います」
Q.お店の名前は?
「讃岐うどん平成です」
Q.ネーミングの由来は何なのでしょうか?
「当店の由来は『内平外成』という言葉がありまして、元号の由来にもなった言葉なのですが、『内平かに外なる』良い店内で良い接客で、良い職人が良いおうどんを提供することによって、召し上がった客が帰って、外へ出てからも心穏やかに、平和であるようにと願いを込めて」(讃岐うどん平成 大東龍也店長)

時の人となった“平成さん”

「新しい元号は…平成であります」(故・小渕恵三氏 当時官房長官)

28年前、元号は昭和から平成に変わりました。そして、当時はこんな人が話題となっていました。

「小林平成。額を取りだされるのを見たら、私の名前とそっくりなんでね。元号にふさわしい行動をしたいが、私にはそれだけの教養がありませんので」(小林平成さん・当時)

その名も小林平成さん。大衆食堂の経営者が一躍、時の人となったのです。あれから28年、平成さんはいまどうしているのでしょうか。

「小林平成さん。表札にちゃんとありました。こんにちは失礼します」(辻憲太郎解説委員)

4月20日が85歳の誕生日だった平成さん。少し足が不自由だということですがいたってお元気そうでした。

Q.平成というお名前はどなたがお付けになったんですか?
「うちの親父が付けてくれた。成田山かな、(成田山に)行って、私の名前を付けたみたいだ」(小林平成さん)

名付けたのは父、「卯平」さん。成田山の「成」の字をあわせて「平成」となったそうです。

Q.得したこと損したことは?
「いや、そういうことはない。ある友人が『平成○○年』と文字を入れるのに、5円とか10円とかもらったら?と言われた」
Q.著作権みたいに?平成29年というたびに1円儲けてたら…。
「そうだね!」

ひ孫も生まれて、平成さんにとっての平成はとても幸せな時代だったそうです。

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最終更新:7/18(火) 15:57
毎日放送