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VRやARで買い物行動はどう変わる? 米国の通販&小売の最新事例【Shoptalkレポート】

4/25(火) 10:01配信

ネットショップ担当者フォーラム

ECテクノロジーやマーケティングは日本の先を行くと言われる米国のネット通販市場。今、米国で話題になっているテクノロジー、最新事例を研究するため、AppleやAmazonなどの企業が登壇する小売業向けカンファレンス「Shoptalk」(米国ラスベガスで3月に開催)に行ってきました。VR、AR……日本のIT業界でも話題になっている最新テクノロジーがECでどのように活用されているのか。そんな情報を今回はレポートします。


僕が所属しているフューチャーショップはここ4年程、アメリカの最新事例や技術動向を確かめ、機能開発などに役立てることを目的にアメリカのカンファレンスに参加しています。今回、足を運んだのが今年で2回目となる「Shoptalk」という大規模カンファレンス。

まず、「Shoptalk」のレポートを連載する前にお伝えしておきたいことがあります。実店舗やeコマースをテーマにしたカンファレンスはアメリカでいくつか開かれていますが、「Shoptalk」は他のカンファレンスに登壇しないAppleやAmazonといった企業の責任者などが登場するのが特徴です。

また、登壇者の6割がCEOやCMOといった最高責任者に就いている方。事業の責任者も多数登壇しています。こうした方々の口から、VR(バーチャルリアリティ)/AR(拡張現実)、AI(人工知能)といった顧客接点の改善に役立つ新しいテクノロジー、そして、顧客との関係性構築のための顧客サービスやファン化施策(ロイヤルティ向上)への取り組みを聞ける機会はめったにありません。

 

VR、AR……ビジュアルが変える買い物行動

まず、僕の印象に残ったテクノロジーやソリューション、事例を何点か紹介します。2016年に初参加したカンファレンスの展示会では見かけることはなかった企業のブースがありました。その1つがショッピング体験をパーソナライズするためのSaaSソリューションを提供するBOLD METRICS社です。

展示していたのは「VR METRIC」というVRを使って衣類を試着するソリューション。自分の体型と同じマネキンを音声入力ですぐに作成し、VR内で衣類を試着できるソリューションです。ヨーロッパのアパレルメーカーがすでに導入したそうです。

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