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米国株大きく上昇、日本市場も上値の重い展開に

4/25(火) 8:10配信

ZUU online

この時期は暖かい日と寒い日があって着るものに困りますが、株式相場も「地政学リスク」なども取りざたされて右往左往しそうです。昨日は仏大統領選挙の結果を受けて日本をはじめ欧米でも株式が高くなりましたが、結局は金利と為替の動きに反応したということでしょう。

日本市場では金融株や電機株など足元の業績面から考えると売られすぎている感じもあるものも多く、どこかで為替や金利が落ち着いて来れば買い直されるということではないかと思います。昨日の相場を見ていて思ったのですが、やはり、逆転の発想で「地政学リスク」などと大騒ぎして売られているところは案外買える銘柄も多いのではないかと思います。

米国株は大きく上昇となりましたが、為替が円高に振れたことや米国株高は織り込まれていたことなどから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は冴えない展開となりました。本日の日本市場も上値の重い展開となりそうで、円高が進むようであれば手仕舞い売りも嵩んできそうです。ゴールデンウィークや決算発表を控えていることで積極的には買い上がり難く、個別に好決算銘柄などが買われるということになりそうです。

19,000円を意識する展開になって来ました。上値の重さが確認されると再度18,500円~600円水準での底堅さを確認するような展開になるのでしょうし、大きく円高に振れるということになると18,000円台前半までの調整もありそうです。18,500円~19,000円という水準での動きと考えておいて良いと思います。

■本日の投資戦略

米国株も大幅高となったということは仏大統領選挙を気にしていたということなのかもしれませんが、それよりも世界的な金余りの中で、「リスク」が徐々に薄れているということなのでしょう。また、仏大統領選挙というよりはドル高一服となった、つまりユーロが買い直されたということが大きな要因と思います。

日本市場でも仏大統領選挙の結果を受けて円安になったということが要因であったとすれば、本日は円高に振れていることから手仕舞い売りが嵩んで来そうです。一気に日経平均の節目とみられる19,000円を抜けなかったこと、ゴールデンウィークや決算発表を控えて買い上がり難いことなどを考えると、買い戻しを急ぐ動きがあるかどうかということになるのでしょうが、昨日の相場で買い戻しがある程度進んだとすれば、調整となりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:4/25(火) 8:10
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