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野生キノコで初 西会津と美里出荷制限2品解除

4/25(火) 10:23配信

福島民報

 政府の原子力災害対策本部は24日、福島県西会津町の野生ナメコと会津美里町の野生ムキタケ計2品目の出荷制限を解除した。県によると、野生のキノコや山菜の出荷制限が解除されるのは東京電力福島第一原発事故後初めて。 
 ともに5検体で放射性物質モニタリング検査を実施した結果、2年続けて食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。60検体程度を調べる詳細検査でも全て基準値を下回り、政府の解除要件を満たした。県が1月末に林野庁に検査データを提出し、政府が最終的な協議に入っていた。 
 西会津町の野生ナメコと会津美里町の野生ムキタケの解除後の出荷条件として、採取時期の早い段階で3検体以上で基準値を下回れば出荷できる。出荷中は週に1回程度、定期検査を受ける。 
 一方、南会津、金山、檜枝岐、湯川の4町村を除く県内55市町村では野生キノコの出荷が制限されている。野生キノコは栽培管理ができないため、放射性セシウムの低減が難しく、品目によっては検査に必要な検体が集まらない場合もある。 
 県によると、13品目で解除に向けた放射性モニタリング検査が続いている。今年度内に詳細検査に移行する予定はないという。

福島民報社

最終更新:4/25(火) 10:31
福島民報