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環境省、除染土再利用の実証開始 南相馬小高区の仮置き場

4/25(火) 10:25配信

福島民報

 環境省は24日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染で生じた土の再利用に向け、福島県南相馬市小高区の東部仮置き場で実際の除染土を使った実証試験を始めた。
 県内の除染で生じる土壌や廃棄物は中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)で保管後、県外で最終処分する計画だが、全てを処分するのは難しいため再利用で量を減らす。
 実証試験では再利用の安全性を確認する。仮置き場に保管された除染土のうち約1000立方メートルを使う。除染土が入った保管用の袋を開封しゴミや枝などの異物を取り除き、放射性セシウム濃度が1キロ当たり3000ベクレル以下のものを分別し、資材化する。
 5月には資材化した除染土を遮蔽(しゃへい)のための土で覆って試験的な盛り土の造成作業を始め、7月までに完成させる予定。
 同省は昨年6月、被ばく線量の低減を考慮した上で放射性セシウム濃度が1キロ当たり5000~8000ベクレル以下となった除染土を道路などの公共工事に再利用する方針を決定した。ただ、受け入れ先決定には難航も予想され再利用が進むかは見通せない。

福島民報社

最終更新:4/25(火) 10:32
福島民報