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全国学力テストトップ級 ♯2秋田の課題と展望/秋田

4/25(火) 10:03配信

CNA秋田ケーブルテレビ

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小学校6年生と中学校3年生を対象にした全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)で、毎年 全国トップ級の成績を収めている秋田県。

前回、秋田大学大学院教育学研究科の阿部昇教授に、秋田県が高い学力を維持している理由について聞きました。今回は、阿部教授に秋田の教育における課題と展望を聞きます。

・秋田の教育における課題
「読書好きの子供は全国平均より秋田県のほうが高い。しかし、秋田の子供の読書時間は全国平均より短い。これは、都市部に比べ読みたい本が手に入らない、本と接する時間が少ないため。学校の図書館は予算が少なく、豊富に本をそろえることが出来ない。市立・県立図書館も遠くの子供は1人で行くことが出来ない。学校図書館の本を充実させることや、本をバスに積んで貸し出しを行う移動図書館が効果的だと思う。しかし移動図書館は秋田ではまだ数台しか回っていないため、台数を増やし、様々な本を何度も借りられるようにしたい。本が好きなのに、読めないという状況を早く改善しなければいけない」

・今後の展望
「2017年3月に学習指導要領の改定版が発表された。そこに“主体的・対話的で深い学び”という記述があるが、これは秋田県が“探究型授業”として10年以上続けてきたものと同じ。子ども自身に考えさせ、話し合いディスカッションしながらいろいろな答えを導き出していくという問題解決型の授業を、一層広げ、質を上げていく。結果として秋田の良さが全国に広がるということになる」
(秋田大学大学院教育学研究科 阿部昇教授)

※前回「♯1 全国学力テストトップ級の理由/秋田」は4月18日に配信しています

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