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神商非鉄、今期のアルミ薄板加工量を18%増の1万トン目指す

4/25(火) 6:01配信

鉄鋼新聞

 神鋼商事系の非鉄金属商社である神商非鉄(社長・山本剛士氏)は今期のアルミ薄板加工量を前年比18%増となる1万トンまで引き上げる。アルミ圧延メーカーの受託加工が自動車分野などで増加すると見込む。またレベラーを活用した自社材料の販売量増加を推進し、全体の加工数量の引き上げを目指す。

 神商非鉄はアルミ圧延品や伸銅品を扱う神鋼商事の直系商社。大阪コイルセンター(大阪府西淀川区中島)では、レベラーシャーやスリッターなどの設備を駆使して圧延メーカーの受託加工や、自社加工した材料販売を手掛けている。
 大阪コイルセンターの主力事業であるレベラー部門は、今期は前期比20%増の年5500トンを目指す。受託加工の数量増に加えて、この数年間取り組んでいる一般材の材料販売関係が伸びると見ている。
 またスリッター部門も前期15%増の4600トンを目標数値に掲げる。スリッターは厚物用2ライン、薄物用1ラインが現在稼働中で、ほぼ全量がアルミメーカーやステンレスメーカーからの受託加工向けとなっている。「受託加工ではメーカーの操業状況によって受注量が変わってくるため、読みにくい部分はあるが今後自動車関係などで仕事が出てくるものと見ている」(山本剛士社長)。
 神商非鉄はアルミ板の国内マーケットの需給ひっ迫状況を前に、海外材の手当てを積極化する方針。材料調達については神鋼商事の中国コイルセンター「蘇州神商金属」などと連携して、日本の品質要求に応えうる海外メーカーの情報を入手している。「神鋼商事グループのネットワークをフルに活用し、国内顧客に材料を安定供給していく」(同)としている。

最終更新:4/25(火) 6:01
鉄鋼新聞