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勝間和代が生産性イノベーションで到達したロジカル家事とは

4/25(火) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

あらゆることを独特の視点でぶった斬り、累計著作発行部数が500万部を超える経済評論家の勝間和代さん。1年ぶりの新刊『勝間式 超ロジカル家事』のテーマは、ズバリ「家事のバリュー・イノベーション」。バリュー・イノベーションとは、世界43カ国で売られる著名なビジネス書『ブルー・オーシャン戦略』で提唱される経済戦略の一つ。新しい価値の創造と革新を同時に達成する手法で、勝間さんはその手法で家事の生産性アップを実践する。

つい1年半前まで勝間さんのうちは「汚部屋」だった。 テーブルや仕事机、本棚も山積みとなった書類や本が雪崩を起こし、床に散乱。ベッドの上は服やバッグが占領し、寝るときは端っこで小さくなった。この状態だとものを探すのは困難で、必要なものは新たに買い足すハメに。その結果、ますますものが増えて、汚部屋に拍車がかかる、という悪循環に陥っていた。

勝間さんは20歳で結婚し、3人の子どもを育てながら仕事と家事を両立してきた。現在は、3女と2人暮らし。1年半前に、家事のイノベーションを実行する以前も、物理的な掃除はしていた。13年間、家事代行サービスを利用していたのだ。平日週5日、毎日3時間ずつ、掃除、洗濯、料理、アイロンがけを頼み、代金は月々10万円を超えていた。

「家事代行を頼むようになったのは、仕事が忙しくなったため。家事は嫌いではなく、時間さえあれば自分でやりたったのですが……。比較優位の問題で、私が家事をするよりも、執筆や講演活動をして稼いだほうがいいと判断したのです。月10万円、年間120万円×13年で、1千560万円。なんという無駄遣いをしていたことでしょう(苦笑)」

家事代行の人の人柄には満足していたが、家事の出来栄えは「不都合はない」というレベルで、不満を覚えることもあった。家事代行の人は掃除はできても、部屋にあるものを動かしたり、捨てたりすることはできない決まりになっている。ゴミ箱に入っているものは捨ててくれるが、ほったらかしにされ不要な書類やダイレクトメールは決して捨ててくれない。結果、部屋は散らかる一方だった。そして、「家事代行を頼み続ける限り、部屋はきれいにならない」という皮肉な結論に至ったという。

しかし、家事代行にお願いしていた1日3時間分の家事を丸々かぶったら、仕事に支障が出る。再び、不満を覚えながら家事代行を頼むことになりかねない。

「どうしたら、仕事のペースを保ちながら、片付いたきれいな部屋とおいしくて健康的な食事が食べられるのか」

考え抜いた結果、掃除ロボットやスイッチ一つでほったらかし料理ができる調理器などの家電に目をつけた。

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最終更新:4/25(火) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN