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公用車にドライブレコーダー、防犯カメラ増設 女児殺害事件受け、松戸市が安全対策

4/25(火) 11:33配信

千葉日報オンライン

 千葉県我孫子市でベトナム国籍の松戸市立六実第二小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が遺体で見つかった殺人・死体遺棄事件を受け、松戸市と市教育委員会が24日、小中学生の安全対策について会議を開いた。市は公用車のドライブレコーダー設置や、通学路などへの防犯カメラの増設を発表。委員からは保護者が参加する防犯訓練の実施や、通学路へ優先的に防犯カメラを設置するよう求める声が上がった。

 公用車へのドライブレコーダー設置は、今回の事件で各種カメラ映像が容疑者逮捕に結びついたため。公用車283台のうち、作業車17台を除く全車両と、防犯協会の青パト18台に設置する。防犯カメラは市内小学校の通学路に28台設置。これらとは別に、六実第二小学校学区には5月中に3台を増やす。

 また「防犯パトロール実施中」のステッカーを約500枚用意。市内介護事業者の車両に貼ってパトロールに協力してもらう。児童への危険予知トレーニング、スクールカウンセラーの増員などソフト面の充実も図る。

 委員からは「通学路の安全確保のプライオリティー(優先度)を上げて」「保護者と一緒に考えられるよう、授業参観で防犯訓練を行ってはどうか」などの対策が提案された。

 本郷谷健次市長は会議後「地域の見守りの力が落ちていくことは避けなければならない。今まで以上に、市民みんなで子どもを守っていきたい」と話した。伊藤純一教育長は「安全に対する意識の転換が必要」と強調し、子どもが自ら考えて危険から遠ざかる知恵を付ける必要性も訴えた。