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JFEスチール、自動車用高加工性ハイテンをシリーズ化

4/25(火) 6:01配信

鉄鋼新聞

 JFEスチールは24日、冷延鋼板と合金化溶融亜鉛めっき(GA)鋼板で計約30種ある自動車用高加工性ハイテン(高張力鋼板)を「JEFORMA(ジェフォーマ)」という新しい名称でシリーズ化すると発表した。高加工性ハイテンの品ぞろえが充実してきたことから一連の製品を体系的に整理し、強度や加工性のグレードを分かりやすく顧客に提示。顧客にとっては部品の形状や加工法に合った最適な鋼板を選びやすくなり、利便性が向上する。自動車ハイテンのシリーズ化は業界初の試みになる。

 新シリーズは従来の汎用鋼板(DP鋼)より伸びの高い「タイプ1(高El型)」、伸びおよび伸びフランジ性(端面の成形性)に優れる「タイプ2(高El・高λ=ラムダ=型)」、タイプ1よりさらに伸びの高い「タイプ3(超高El型・TRIP鋼)」の3タイプ。各タイプとも引張強度590~1180メガパスカル級の冷延、GAをほぼラインアップしている。
 一部開発中のものもあり、直近では冷延のタイプ2の1180メガパスカル級の開発を終えた。冷延のタイプ3ではこのほど、980メガパスカル級と1180メガパスカル級の量産に入った。
 自動車鋼板は適用部位によって求められる機械特性が異なる。例えばセンターピラーの下部は袋形状のため素材となる鋼板に優れた張り出し成形性が必要。この場合、汎用鋼板では対応が難しいのに対し、980メガパスカル級GAのタイプ2は割れずに良好なプレス成形が可能になる。
 シリーズ名は「JFE・エクセレント・フォーマビリティ」の略。

最終更新:4/25(火) 6:01
鉄鋼新聞