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【MotoGP】マルケス、アメリカで今季初勝利も、対ヤマハで「解決すべき問題はまだある」

4/25(火) 17:30配信

motorsport.com 日本版

 マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、第3戦アメリカGPで今季初優勝。これで当地では5年連続のポールポジション・トゥ・ウィンとなったが、2017年シーズンのタイトルを争うためには、解決しなければならない問題がまだホンダにはあると考えているようだ。

【写真】テキサス州オースティンで行われたレースらしく、カウボーイハットかぶったマルク・マルケス

 決勝中、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)とマルケスがトップと2番手を走行していたが、マルケスがペドロサをオーバーテイク。ペドロサは3番手を走っていたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にパスされ、ホンダの1-2フィニッシュを飾ることができなかった。

 プレシーズンテスト全てで総合トップタイムを記録していたヤマハのマーベリック・ビニャーレスが、勢いそのままに開幕戦カタールGPと第2戦アルゼンチンGPで連勝。彼は第3戦のアメリカGPでもマルケスに次ぐ2番グリッドを獲得していたが、決勝で転倒リタイアを喫している。

 これにより、ロッシがビニャーレスに6ポイント差をつけ、ランキングトップに浮上。マルケスはロッシから18ポイント差のランキング3位となった。

 ホンダは、来週の火曜日から2日間フランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで行われるテストに、マルケスとペドロサを参加させる。レギュラーライダーのテスト参加は1年にそれぞれ5日までと定められており、今回がその2日目に当たることになる。

 他の全5メーカー(ヤマハ、スズキ、ドゥカティ、アプリリア、KTM)もフランスでのテストに参加する予定であり、アプリリアは今週ムジェロでプライベートテストを2日間行うことになっている。

 マルケスは、ル・マンでのテストはホンダのバイクRC213Vを改良し、ヤマハを上回るために重要だと考えている。

「僕たちは、現在チャンピオンシップで3位なのだから、(勝つためにテストは)重要なんだ」とマルケスは語った。マルケスは第2戦アルゼンチンGPでレースをリードしながら、転倒リタイアを喫している。

「レースの前、僕はランキング8位だった。僕は”OK、挽回し始める必要がある”と思ったよ」

「まだ、バイクを完璧ではなく、何かが欠けていると感じる。ル・マンでのテストは重要だし、(第4戦スペインGPが行われる)へレスは重要なレースになる」

「僕たちは(問題を)理解する必要がある。もし問題を理解し、解決することができれば、僕たちはチャンピオンシップを力強く戦うことができる」

 マルケスは、今回ヤマハと比べて、ホンダが良かった理由を確信できておらず、優勝を確実視されたレース中もバイクを快適に感じられていなかったと述べた。

「僕は多くのセットアップを試し、安定性を見出して自信を得ようとしていた」と彼は語った。

「何らかの理由で、僕たちはそれを見つけられなかった。フロントタイヤがかなりダメージを受けていたので、僕はタイヤの管理をしていた」

「金曜日はわずか12周でタイヤが破壊されてしまって、速く走れなかった。土曜日には素晴らしいペースで走れたが、温度のせいかどうかはわからない」

「(レースでは)誰もが苦しんでいたが、僕たちはすごくうまく対処できたし、感触も良かった。だけどまだ、望んでいるような感触は得られていない」

ビニャーレスの転倒は戦術に影響なし

 ホンダは、ビニャーレスが転倒でリタイアしたことをピットボードでマルケスに知らせたが、彼はその時すでに、(サーキットの)ビデオスクリーンでインシデントのリプレイを見ていたという。

 ビニャーレスのリタイアを知ったことで、ライディングに影響はあったかと問われたマルケスは「状況を理解しようとはしていたが、ライディングは変えなかった」と答えた。

「アルゼンチンでのミスは大きかったし、それを繰り返したくなかった」

「アルゼンチンGPの後、誰かが僕はチャンピオン争いから脱落したと言っていた。あまりにも(ポイント的に)離されていたが、僕たちは戻ってきた」

Matt Beer