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【インタビュー】デビュー15周年を迎えるMIYAVIが、戦友である木村拓哉の主演映画に楽曲提供。彼にとっての「存在証明」とは?

4/25(火) 19:30配信

トレンドニュース(GYAO)

今年デビュー15周年を迎えるMIYAVIが、キャリア集大成となるベストアルバム『ALL TIME BEST “DAY 2“』を4月5日にリリースした。CD2枚組となる本作は、シングル曲18曲に加え、「What's My Name?」など5曲をリアレンジして再録、さらにはインディーズ時代の音源、三池崇史監督/木村拓哉主演の映画『無限の住人』のために書き下ろした主題歌「Live to Die Another Day -存在証明-」も収録されており、孤高のギタリストとして常に戦い続けてきたMIYAVIの過去、現在、そして未来までもが見えてくるような内容だ。

【予告編映像】主演・木村拓哉、監督・三池崇史 映画『無限の住人』>>

そこで今回、「GYAO!」では『無限の住人』にちなんだ質問を彼にぶつけてみた。MIYAVIが見た『無限の住人』の印象とは。そして、木村拓哉演じる主人公・万次(まんじ)の生きざまをどう思ったのだろうか。

■「おまえは本気で生きているのか?」「毎日燃え尽きているのか?」というメッセージが伝わってきた

ー今回のオファーが来た時、MIYAVIさんはどのように感じましたか?

MIYAVI: もともとSMAPさんとは二度ほど楽曲提供をさせてもらって、木村(拓哉)さんとも一緒にパフォーマンスなどをさせてもらっていましたし、三池(崇史)監督のことも、『GOZU』(『極道恐怖大劇場 牛頭』)の頃から知っていて、日本では数少ない「挑戦的な映画」を撮る監督だと思っていたので、今回、正式にオファーをいただいたときには二つ返事で引き受けさせてもらいました。特に、木村さんにとっては再出発の「門出」となるタイミングなので、個人的に「刀」の代わりに「ギター」でともに戦わせてもらったという感覚です。

ー映画『無限の住人』を見た感想は?

MIYAVI: まだCGが入る前の段階のものを見せてもらったのですが、作品の根幹となるメッセージは十分に伝わって来ました。「おまえは本気で生きているのか?」「毎日燃え尽きているのか?」。
今、世界がバラバラになりかねない状況にある。アメリカも政権が変わり、イギリスのEU離脱があり。世界中至る所でテロもなかなか治まらない中で、「どう生きるのか?」ということが問われていると思うんです。『無限の住人』では、万次だけでなく他の登場人物たち、それぞれの生き方、それぞれの死に方があります。でも、総じて言えることは、みんな「マジで生きている」。特に万次は「死ねない」という宿命を持っているわけですよね。それって、いつか死んでしまう僕たちにとっては「理想」のようですが、実際はつらいと思うんです。周りの人たちがどんどん死んでいく中、自分だけが取り残されていくわけですから。つまり、人と出会った瞬間に「別れ」が見えてしまうでしょう? それって、「生きる」ことそのものへの自問自答の日々ですよね。そんな万次の前に、初めて「守りたい」と思える相手、(杉咲花演じる)凜(りん)が現れた。そこで初めて本気で「生きたい」と思うわけです。とても美しい感情ですよね。人も、季節も、花も、限りある命だからこそ「生きたい」と思う。その美しさ、尊厳を、万次は凜と出会うことで、取り戻すことができたんですよね。

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