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仏大統領選、決選投票へ “若きエリート”マクロン氏対“フランスのトランプ”ルペン氏

4/25(火) 15:40配信

AbemaTIMES

 フランス大統領選挙が23日に行われ、得票数1位は無所属で中道のエマニュエル・マクロン前経済相、2位は極右政党『国民戦線』のマリーヌ・ルペン党首だった。

 選挙戦は4人の候補による大決戦となったが、新EUを訴えたマクロン候補がトップとなり、2位のルペン候補と共に決選投票に進んだ。

 「課題に対応できない古い体制を断ち切る」と訴えたマクロン候補。対するルペン候補は「この選挙で争点となっているのは我々の文明を危機に陥れている野蛮なグローバリゼーションだ」と主張した。

 今回の選挙戦では脱EUや移民排斥を掲げるルペン候補がどこまで票を伸ばすかに注目が集まったが、最終的に伸び悩み、2位という結果に落ち着いた。決選投票は来月7日に投開票となるが、現地メディアはマクロン氏の優勢を伝えている。

 マクロン氏は前経済相の“若きエリート”と言われた人物。EU残留を訴え、規制緩和で経済活性化を目指すとしている。今のところ、敗れた他の候補がマクロン氏の支持を表明しているというが、マクロン氏が大統領に就任した場合、フランス史上最年少での大統領となる。対するルペン候補はEU離脱を掲げている。

 また自国通貨のフランを復活させようとしており、国境管理の厳格化による移民制限を掲げ、“フランスのトランプ”と呼ばれている。先日パリで起きたイスラム国が犯行声明を出したテロの影響を受け、支持率が上がっていると言われている。

 このフランス大統領選挙、日本の選挙制度とは異なる仕組みとなっている。第一回の投票で有効投票の総数の過半数を獲得できない場合、2週間後に上位2候補による決選投票が行われ、新しい大統領が選出されるシステムとなっている。

 今回注目すべき点が、決選投票に進んだ2人とも昔から存在する政党に属していないという点。選挙戦は混戦とあって国民の注目は高く、投票率は80%前後と言われている。

 政策がまったく異なる2人、一体どちらに軍配が上がるのか。注目だ。(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:4/25(火) 15:43
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