ここから本文です

【F1】インディ参戦計画の意図は、アロンソの競争精神を“絶やさない“ため

4/25(火) 18:40配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、インディカーのインディアナポリス500に参加するため、F1モナコGPを欠場する。マクラーレンは、アロンソがモナコGPで獲得できるかもしれないポイントよりも、アロンソのモチベーションを維持させることの方が大きなメリットになると考えている。

【写真】インディカー第3戦バーミンガムでシート合わせをするアロンソ

 マクラーレンのレーシングディレクターのエリック・ブーリエは、次のように語った。

「彼のインディカー参戦の計画に対し、一部の人々はPRだとか、アロンソが逃げたとか、誤魔化しだとか噂しているのだろう。しかし、それは彼のモチベーションの維持に繋がるのだ」

「(参戦の理由は)お金ではないし、ライフスタイルでもない。この男は、全てに置いて競争精神を持っているのだ。日曜日にトラックでゴーカートレースをしたとしても、10年前と変わらずに闘争心を燃やす」

「この強い競争精神は彼の才能のひとつである。それを壊したり失いたくない。それは彼の内側で燃える情熱なのだ」

「それを絶やさない唯一の方法は、時に新鮮な空気を与え、活性化させることだ」

 3度目のタイトルを狙っているアロンソにとって、F1での現状に不満を持っていることは明白だが、マクラーレンはストフェル・バンドーンの方が、現在の状況にうまく対処できると確信している。なぜなら、彼のF1でのキャリアは始まったばかりだからだ。

 バンドーンは今シーズン、まだ予選Q1を突破できていないが、ブーリエは若きスターのことを信頼している。

「彼が快適なポジションにいるとは思わないが、彼は自身の価値を毎レース示す必要がないポジションにいる」とブーリエは述べた。

「我々は彼を信頼しており。彼と長期的な契約を交わした」

「現在の状況が長引くことを望んではいないが、彼にプレッシャーはかかっていない。彼は大丈夫だし、彼はマクラーレンで大きな支持を得ている」

 ブーリエは、アロンソとバンドーンが信頼性の問題によく苦しめられていることを考えれば、今シーズンの結果でバンドーンを評価するのは不公平だと考えている。

「セッションごとに見た場合、彼はマシンに多くの問題を抱えており、マシンからベストを引き出すために、適切なポジションにいたことはなかった」とブーリエは説明した。

「しかし、我々はデータをラップごとに見ている。もちろん、レースでは数回しかデータを取れていないが、彼はマシンの中でできることは全てやっている。彼は適切にドライブしているし、それはフェルナンドと匹敵するほど素晴らしい。しかし、我々にはレース中に問題がない、完璧な週末が必要だ」

Jonathan Noble