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「私の父は本当の父ではありません」“自分は邪魔なのでは……” 10代の相談できない悩み

4/25(火) 20:00配信

TOKYO FM+

10代向けのラジオ番組TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、リスナーからのさまざまなメッセージと対峙しています。4月24日の放送では、血の繋がりのない父親との関係に悩む15歳女子からのメールを取り上げました。パーソナリティのとーやま校長、あしざわ教頭と、このリスナーとのやり取りを紹介します。

――リスナーからのメール
【私の父は本当の父ではありません。私は本当の父を知らないので、小さい頃は違和感なく接することができていました。ですが最近、もやもやした気持ちがずっと続いています。父が自分から話かけるのは、大抵妹で、私にはあまり話しかけてきません。妹は母と、今の父との間の子で、そのことももやもやします。自分は本当は邪魔なんじゃないか。頭ではそんなことない、とわかっているのに、たまにはそのことばかり考えてしまって、布団の中で泣いてしまうこともあります。心配をかけるのも嫌だし、家の空気がまずくなるのも嫌で、身近な人に相談することもできません。私はこのことをいつかは母や父に言わなければならないのでしょうか。(15歳・高1・女性)】

――リスナーに電話
とーやま校長「この違和感はいつ頃から感じ始めたの?」

リスナー「中3の終わりぐらいです。お父さんと血が繋がってないことは、小学生ぐらいの頃から知っていました。(両親から聞いたのではなく)苗字が小さい頃に変わったりして、違うということに自分で気づいて……」

とーやま校長「妹は何歳なの?」

リスナー「10歳です。妹はお父さんと他愛もない話をしています。私がいると、お父さんは気を遣って黙っちゃうんです」

あしざわ教頭「そうなり始めたタイミングはあったの?」

リスナー「お父さんとお母さんのケンカが増えて来て、それでお父さんの態度も嫌になって、嫌な部分ばっかり考えるようになっちゃったんです」

あしざわ教頭「お母さんとは結構しゃべる?」

リスナー「普通にしゃべりますね」

とーやま校長「お母さんもそれを感じてるのかな?」

リスナー「どうなのかわからないですけど、正式に(父親が違う)話をされたわけじゃないんで……」

とーやま校長「お父さんに気を遣われてる感じがするんだよね? ということは、お前に対してすごく何かを想ってるってことじゃない? 妹と違って喋らなくなるってことは、お父さん的に何かしらの感情があるからだよね。お父さんにも自分の中のゴールだったり、“こうしたい”っていうのがあるんだよね。もしかしたらお父さんも、どこかで“申し訳ないな”って気持ちがあったりするんじゃないかな。
本当はお父さんから、このモヤモヤを突破する力を出してほしいなとは思う。でもお父さんも、親ではあるけど戸惑うこともある。それが今の状態なのかなって気がする」

あしざわ教頭「そうね。もしかしたらお父さんお母さんは、言うタイミングを決めているのかもしれないしね。でもお前は想像以上に気づいてしまっているので、“なんで言ってくれないの?”と不信感みたいなものが出て来ちゃう。それで、“なんでだろう?”っていう目線でお父さんを見るから、“気づいたら妹とばっかり喋ってない?”とか、そういう角度になってしまっている部分もあると思う。自分でそういうほうに向いてしまっているというか……」

リスナー「あー……」

あしざわ教頭「もしかしたら、お父さんもどこかで話そうと努力してるんじゃないかな。だから、もうちょっと歩み寄ってもいいと思うけどね」

リスナー「はい」

とーやま校長「『お父さん』って呼んだことある?」

リスナー「いつも呼んでます」

とーやま校長「呼ぶとどんな感じ?」

リスナー「うーん……。反応はしてくれるんですけど、よそよそしい感じになります」

とーやま校長「お父さんは照れ屋なのかな? うれしい気持ちを表現することが、なかなかできないのかな?」

リスナー「そうですかね?」

とーやま校長「メールに『頭ではそんなことない、とわかっているのに』って書いてるよね。話を聞いていて、絶対にそんなことはないって改めて思ったよ。妹を除いて、みんな、真実に触れてしまうのがちょっと怖いっていうところなんだろうね」

あしざわ教頭「“言っていいのか”、“言ったら傷つくんじゃないか”、って思うだろうしね」

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最終更新:4/25(火) 20:00
TOKYO FM+