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ANAのノウハウ生かし市の魅力発掘へ 沖縄市とANA 観光強化で協定

4/25(火) 18:15配信

沖縄タイムス

 【沖縄】沖縄市(桑江朝千夫市長)とANA総合研究所(岡田晃社長)は24日、観光情報の発信や人材育成などで協力する「地域活性化のための連携協定」を結んだ。同総研が協定を結ぶのは全国で13番目で、県内自治体とは初めて。市側はANAのノウハウを生かし、沖縄市の魅力の発掘やPR、観光客らの受け入れ態勢を強化し、観光業の活性化につなげたい考え。

 同総研は、地域の魅力の向上を支援して交流人口を増やすことを目的に「地域活性化支援事業」に取り組んでいる。2007年度から愛媛県や秋田県、福島県などの12の自治体と協定を結んでいる。

 提携した自治体にANAグループの社員が出向し、情報発信の方法や人材育成などのノウハウを提供。また、出向先で新たな観光資源の発掘や商品開発、販路拡大など幅広く支援する。

 総研の事業を知った市側が、全島エイサーまつりやスポーツコンベンションの取り組みに生かしたいと打診し、締結につながった。協定により、市が目指す滞在型観光の促進につなげる。

 すでに4月から2人が市に出向しており、協定締結により連携を本格化する。出向している2人は市観光振興課に所属。客室乗務員の坂口美香さん(34)は本年度、市内にオープンするエイサー会館の接客対応や街を案内するガイドの育成を担う。営業・企画担当の佐藤隆志さん(47)は市主催の観光イベントや祭などのプロモーション、企画などを担当。観光情報を県外に発信することも考えているという。

 桑江市長は「観光は市をリードする産業。観光の最前線で事業を展開しているANAのノウハウをぜひ提供してもらいたい」と期待。

 同総研の岡田社長は「沖縄を訪れる観光客が増加する中で、市を元気にしたい。観光資源を新たに発掘し、事業に取り入れていきたい」と話した。

最終更新:4/25(火) 18:15
沖縄タイムス