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「掃除合格」に白い証し 重伝建の白峰

4/25(火) 2:04配信

北國新聞社

 重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の白山市白峰地区で24日、100年以上続く伝統行事の掃除検査が行われた。区の役員が民家や商店など約300軒を回り、清掃が行き届いているか確認した。大半の建物の出入り口には、合格の証しである白色の「掃除検査済証」が貼られた。

 制服姿の役員14人が朝から6班に分かれて巡回し、それぞれの建物で周囲や出入り口の整理整頓、窓の汚れ、庭の手入れ具合などをチェックした。民家では、家人に笑顔で声を掛け、世間話を通じて最近の様子などもつかんだ。

 検査は毎年4月下旬の月曜に、お年寄りの安否確認を含めて行われる。役員の訪問前に玄関先に水をまいたり、約1週間前から掃除を始めたりする人もおり、住民の美化意識の向上につながっている。玄関脇に白札が貼られた山下すえのさん(69)は「検査は大事な伝統。年を取ると大掃除は大変だけど、きれいになると気持ち良い」と笑顔を見せた。

 この日は隣の桑島地区でも検査が行われた。

北國新聞社

最終更新:4/25(火) 2:04
北國新聞社